ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・ナイツ(4) ナイトメアトゥルース (富士見ドラゴンブック)
- 富士見書房 (2012年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829147009
作品紹介・あらすじ
あらゆる"遺産"と共鳴する肉体に、"聖杯"と合一化する魂を持つ少女、強羅瑠璃。聖杯の秘密に迫るため、ナイトフォールは瑠璃の出自を探ることとなる。"遺産"の声に導かれ、調査を進めるうちにたどり着いた聖杯城で、ナイトフォールを待ち受けていたのは簒奪者の名を冠す宿敵、スナッチャーだった-。リプレイ・ナイツ最大の秘密である瑠璃の真実が、古城の戦いで明らかとなる。
感想・レビュー・書評
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月曜の夜から一気読みして寝不足とか勘弁してください。10分だけ読むつもりが手が止まらず最後まで読みきった。
新生ナイトフォールが、瑠璃のルーツを探る。戦闘はアゾットとの対決が一回、あとは簡単なもののみ。
記憶の劣化が止まり、ようやく任務以外にも目を向けられるようになった瑠璃。まだまだ不器用だけれど、ようやく一人で歩いていけるようになった。呪縛も捕らわれもない。一人じゃない。共に歩む仲間がいる。
今巻でもラハブは戻ってきてしまった(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ごっこ遊びここに極まれり、というくらいの濃厚な内容です。ストーリー的には敵も味方もカッコよく、データ的には敵も味方も死ぬほど強い。ゲーム紹介の本として見るならば、このビジュアル重視の大ざっぱな内容をよしとできるかどうかです。成長したキャラクター同士の戦いが難しいことは、少なくともよく分かります。
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瑠璃の出自を探るセッションとして、色々とフラグを仕掛けたセッションになっています。彼女が選んだ行動でGMも思っていなかったエピローグが待っていたというのは少々衝撃的。
正確には「この選択は無いかな」ということで一応ルートとしては設定してあったようですが。
色々とどんでん返しのあった終わり方で、次の巻が楽しみです。
しかし、エピローグでの加納さんと天さんのやり取りには吹いた。