ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デイズ(5) 若君・永遠 (富士見ドラゴンブック)

  • 富士見書房
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本棚登録 : 56
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829147146

作品紹介・あらすじ

神性婚礼の終結。それは、鷺乃宮キョウにとってさらに過酷な戦いへの銃爪にすぎなかった。神性婚礼を司るスズカは言う。イザナギとイザナミを封じるためには、何らかの犠牲を払わねばならない、と。しかしキョウ達は彼女に問う。犠牲は本当に必要なのか、と。答えの出ぬまま迫るタイムリミット。強いられる選択。極限状態でキョウ達のとった決断とは。そしてキョウの想いは、凛々花へ届くのか!?声優・岡本信彦を迎えた大人気リプレイ、ここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 全力ロールプレイによって、如何に自分のキャラクターを思い通りに格好よく見せつけるか、が最も重要であるという、このゲームのプレイの仕方を理解するには、ほどよいリプレイシリーズの完結編。本書の内容は、ゲームの特性上、最終巻らしく敵も味方も死ぬほど強く、データがインフレして即死級の攻撃が飛び交う戦闘が繰り広げられる上、あたかもコマンド式アドベンチャーのようなユーザーフレンドリーな情報収集パートで構成されているので、とにかくキャラを演じること(あとはデータの読み込みをすることが戦略に繋がるのかな。サプリメントが沢山出るわけだ)に力点を置くことが大切だと再確認させてくれる。
    もちろん、そうしたシステムが、プレイヤーに自己陶酔させるだけに思えるとか、深夜アニメの再現は勘弁、という方には、確実にこのシリーズは向いていない。他のRPGで遊んだ方がいい。

  • キャラクターはとても生き生きしてたし、読後感も良かった。
    ちょっとクライマックスの規模が大きくなりすぎてついていけないところはあったけど、リアリティをまじめに考えるシステムじゃないしこれはこれでありだと思う。

  • ダブルクロスデイズシリーズ最終巻。

    キョウは成長しながらも最後までぶれずに大団円を迎える。
    最終巻らしい重さはあってもユーモアは忘れずデイズらしい感じ。
    今までのダブルクロスシリーズとはまた異なる明るい新しいシリーズだったなぁと思う。
    面白かった。

  • スケールが大きすぎて、何が何やら。
    シリアス空間のはずなのにギャグのようでした。
    深く考えずに読んで楽しむリプレイ。

    ゲストキャラの描写がもっとあればなぁと思ったけれど、TRPGということを考えるとこんなものかもしれない。
    PC・PL同士のやり取りやノリ含め、「小説」じゃなくて「TRPGリプレイ」なんだよな、ということを実感しました。

  • デイズ最終巻。なんだかんだと文句をつけつつも、結局最後までお付き合いしました(笑)。
    今回もシナリオギミックとしてのゲーム性はなかったので、シチュエーションに対するプレイヤー側のアクションが展開を左右するという進行。
    最終ボスに立ち向かうための仕掛けをクリアするために、あれこれと話し合ってるところは良い感じでした。
    その後のゲストNPCとのやり取りが、ちょっと薄くて個人的に残念だったかも。
    キョウと凛々花のラブ展開は、今回割と感情移入しやすくて楽しめた気がします。嬉し恥ずかし感にニヤニヤしました。ごちそうさま。

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