- 本 ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829161166
作品紹介・あらすじ
そう、俺は一度死んでしまったんだ。何となくあの日を覚えてる。そして死後の世界で一人の少女に出会った。彼女はチャンスをくれたんだ。俺を殺したやつを確かめるために――。タイムループ・ミステリー登場。
感想・レビュー・書評
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気が付けば、チェス盤のようなところにいた主人公。
彼が何故こんな所にいるのか、を語った天使によると
チャンスは3回。
巻き込まれで殺されてしまった主人公は
殺されないよう3回同じ日を過ごしていく。
まず何故自分が死んだか、を知るために普通に生活をし
誰が自分を殺したのか、を2回目に探り。
そして円満解決のための3回目。
これで回数無制限だったとしたら、いくらやり直しても
解決しそうにもないです。
誰が同じ行動をとらなかったのか。
誰が殺した犯人なのか。
嫌がらせの件に関しては、そんなことだろう、と。
しかし彼女が主役から降りたとして
やるほどの余裕があるのでしょうか?
それで落ちたりしたら、次からの3年生に色々と
制限がかかると思うのですが。
取り巻き連は、そこまで考えていないなら
それはそれで人の人生考えてないような?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。
好きな作品です。
3回やり直しが可能な状況で3人の死の運命を回避するために奔走する話。
自分が死なないようにするだけならきっと家で膝を抱えて震えてれば解決できるだろうにそんなことは考えもしないんだろうな。
それ以前にこの作品の登場人物たちは死に対しての恐怖がなさすぎるような気がするけど。
全体的に話は軽い感じで進んで、最後はきれいな終わり方だったので良かったです。 -
タイムループもののラノベミステリ。
同じ日を3回繰り返すうちに事件を回避して、自分が死なない、犯人が犯人でなくなる世界へ戻すはめになった男子高校生が主人公。
なかなか面白かったです。
主要人物が少ないので、犯人が推測しやすいですし。
評判よかったみたいでシリーズものになってます。
というわけでこのDEARシリーズぼちぼち追っかけます。
イラスト / 久瀬 たかし
著者プロフィール
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