貴方に言えない日曜日: DEAR4 (富士見ミステリー文庫 16-4)
- KADOKAWA(富士見書房) (2002年12月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829161913
作品紹介・あらすじ
「青山君は優しいのね…でも、いまの私には逆に辛いわ…」。市ヶ谷一美は、本心を漏らした。正吾の温かな心にふれたとき、自分の弱さや卑しさに嫌悪を覚える。一美の瞳には静かに涙がたまっていった。「いいじゃないですか、それで」。正吾は笑顔で応じた。「トーカが市ヶ谷先輩を選んだなら、それが正解なんです」。今回「天使」トーカに生と死の間に召喚されたのは市ヶ谷一美だった。彼女はある一日-2月14日という恋人達にとって特別な日を三回繰り返すうちに、殺人事件の解決を目指す。自分の強さだけを信じて。タイム・ループ・ミステリー。
感想・レビュー・書評
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演劇でスカウトされた翌日を、三回繰り返す事に。
今回はいつも主人公の友人の恋人、が主人公。
スカウトされた事を悩んだりするのかと思ったら
恋人としての在り方、を悩んでました。
幸せな時間ばかりではない恋人同士。
前回お邪魔虫が表れたのを考えれば
その心情はもう…大変なものかと。
繰り返される1日の中、誰がどういう人間なのか
分かってきたような、分からないような。
誰が『犯人』なのか、も考えないといけませんし。
とか思っていたら、驚き(?)の事実。
確かに、事故と事件は別物でしたから
こういう状態にもなるよな…でしたが。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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