怪盗紳士は夜、微笑う ブルー・ムーンにくちづけを (富士見ミステリー文庫)
- 富士見書房 (2003年5月10日発売)


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本 ・本 (322ページ) / ISBN・EAN: 9784829162095
作品紹介・あらすじ
真子の家は極貧探偵社。日々かさんでいく借金返済のため世間を騒がす怪盗・ノクトルムにかけられた賞金五千万を狙っている。ある日、母親が公園から段ボールに入れられた捨て青年を拾ってきたことから事態は急展開!
感想・レビュー・書評
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恐ろしいほどの極貧生活を送っている少女の母親が
ある日公園で生き物を拾ってきた。
返してきなさい、嫌だ、という立場逆の脳天的な応酬の後
少女が見た『生き物』は、ただの生き物ではなかったという…。
ものすごく分かりやすい展開ですが、拾った彼とおまけの彼が
一体少女の『脳内』で何を求めているのか。
殺さないと駄目、のようですから、頭蓋骨に書いてある、とか
そういうものではないような気もしますが。
己をマスターを呼ばせようとしている元締めの
守銭奴っぷりが素敵かと思われます。
まぁそれを言うならば、目的にしてるのか趣味なのか
さっぱり分からない『兄』も素敵ですが(笑)
彼らのしている事が謎であって、それ以外はさほど…。
何だか、怪盗○ッドみたいに宝石月にかざして~みたいな
そんな落ちじゃないかと疑っていますが、どうでしょう?詳細をみるコメント0件をすべて表示
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