マルタ・サギーは探偵ですか? (富士見ミステリー文庫)

著者 :
制作 : すみ兵 
  • 富士見書房
3.53
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本棚登録 : 433
レビュー : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829162330

感想・レビュー・書評

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  • このノリはきっと野梨原さん独特のものなんだろうなあ、と思う。<br>
    探偵物のような題名だけど、ミステリーも推理も何もない。主人公はカードの力を使ってとても理不尽に暴力的に事件を解決してしまう。<br>
    そもそもマルタが巻き込まれる事になった「カード戦争」という言葉は物語の最初に出てきただけで何の意味があるんだか判らなかったけれど、ちょっとずつ話の中にも絡んできて全貌が判るのはこれからのようです。楽しみ。<br>
    最後に。純粋な探偵物・推理物を読みたい人は避けて下さい。読んでがっかりしますから。

  •  ジャンルをめるへんにしたいような作品です(笑)でもミステリー文庫だからね…

  • 何だか色々困った…。
    主人公のマルタが冷めているのか熱いのか、どうにも分からない。マルタが女王に忠誠心を感じた時、同調出来ずに違和感が残った。「名探偵」という言葉に自分が感じるイメージと、カードの「名探偵」の能力の実体が噛み合わなくて、読んでいて???。何でこれがミステリー文庫なんだろう。イラスト(すみ兵)は好み。*読み終わった日:06030-*

  • 『推理をしない探偵』という前代未聞な主人公。
    ある日立ち寄ったコンビニが原因で、まさかこんな事になるとは誰も思うまい。

  • 「探偵ですか?」と聞かれたら、探偵では無いでしょう。ですが、名探偵なのです。

     ごく平凡な主人公が異世界に飛ばされ、不思議な力を持つ系。
     飛んだ世界はカードゲームとファンタジーの融合した世界観。
     
     全体的にほのぼのしてますね。探偵モノの割にあまり血を見るわけじゃないですし、殺伐とした雰囲気は少ない。主人公の性格からか、どこか楽天的なところがある。休日の昼下がりにごろ寝でもしながら読める、なんとも言えない心地よさがこの作品のウリじゃないかと思います。

  • のらりくらり、すら積極的と感じるほど無気力な主人公マルタ・サギーの誕生秘話(笑)文章に登場人物の感情がダイレクトに入魂されています。すごく感じやすい。

    【関連書籍:マルタ・サギーは探偵ですか?| A collection of s. 以下続巻】

  • この人の文は、飾らない。優しい言葉が優しい言葉で語られるとは限らない。乱暴で、くしゃくしゃに丸められて放り投げられたり、踏んづけられたりしているものの中で、でもそいつらは目をらんらん光らせて、気が付かずに通り過ぎさせてはくれないのです。頭を、すごく乱暴に、でもすごくすごくあったかい手で撫でくり回されるような、恥ずかしいけど、嬉しい気持ち。

  • マルタ・サギーの職業は『名探偵』。けれど推理はしないし、できない。彼あるのは『事件を強制的』に終結させる力だけ…。<br />
    <br />
    富士見ミステリー文庫新装刊ということで、表紙もキレイで目を惹いたし、紹介文が妙に印象的でこの本を選び試しに購入。<br />
    きっと全く新しいミステリに出会えるだろうと期待しました。<br />
    <br />
    何に関しても無気力な高校生、鷺井丸太が迷い込んだコンビニは異世界「カード戦争」の舞台への入り口だった。<br />
    そこで手に入れた「名探偵」のカードを使い、丸太は「マルタ・サギー」として新しい自分と向き合う…というのが大筋。<br />
    <br />
    読後の第一声は「これミステリじゃないだろ!」です。本当に全く推理してないよ!!<br />
    特に今回は彼が名探偵になるまでの話がメインだったこともありますが…。これはファンタジーです。断言。<br />
    とは言っても、素直にファンタジーだと思って読めばそれなりに面白かったです。語調も読みやすいし。<br />
    続編も出るようですが、機会があったら読んでみてもいいかなぁと思います。2冊目からの方が事件がメインになって面白いかも。<br />
    マルタの能力がどう物語に活きていくのかをもうちょっと確かめたいですね。<br />
    <br />
    探偵とは?名探偵とは?<br />
    既存の概念に囚われず、新たな世界を体験したい方は是非。<br />
    特にファンタジーが好きな方にはお勧めできるかと思います。<br />
    挿絵も多く、キレイなので読書が苦手な方でも読みやすいです。かなり薄いですし、手軽です。<br />

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著者プロフィール

作家。富士見L文庫での作品に「マルタ・サギーは探偵ですか?」シリーズ、「妖怪と小説家」などがある。

「2017年 『鳩子さんとあやかし暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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