業多姫いろどりつづり (富士見ミステリー文庫 46-5)
- KADOKAWA(富士見書房) (2004年3月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829162484
作品紹介・あらすじ
温かかった。春の陽射しも、寄り添う互いの体温も。憶えている?と、鳴は颯音に問いかける。「この『故郷への旅』に出ようとあなたが告げた日の約束」明るい浅藍の空と、それよりも深い色をした水。颯音の故郷の海を見つめながら、鳴は訊ねる。颯音は、頷く。傍らの鳴の温もりを感じながら。憶えている、と。赤く色づき始めた楓の葉が舞う中で交わした約束。小さな命が、その腕の中にあった日。夏と秋と初冬-巡る季節を二人は思い出す。幾つかの出会いと別れを。再び出会うであろう、懐かしく優しい人々のことを。鳴と颯音、二人の軌跡を綴る、初の短編集。
感想・レビュー・書評
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ちょっと小休止、の短編集です。
大きな戦いを前に、彼の故郷の海辺で肩寄せ合いながらちょっぴり過去を振り返っています。
ら〜ぶら〜ぶです。
短篇でアクション少ないから余計らぶらぶ度アップ?
個人的にはいまいちです。
短篇と短篇をつなぐ会話の章がすごい説明的だから。
イラスト・口絵・本文イラスト / 増田 恵
カバーデザイン / 元良 志和+design CREST
口絵デザイン / 浅倉 聡美詳細をみるコメント0件をすべて表示
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