平井骸惚此中ニ有リ 其2 (富士見ミステリー文庫 55-2)
- KADOKAWA(富士見書房) (2004年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829162521
作品紹介・あらすじ
「大丈夫、すぐに小生が解決してみせるからね」那須の一等地にある、山深い洋館のホテル。窓の外を眺める河上くんの目に飛び込んできた異様な光景-轟く雷鳴に照らし出されたのは、露台から吊された華族・日下家跡取りの変わり果てた姿。怯える涼嬢と撥子嬢に、勢い込んで告げる河上くんでありましたが…。担当編集者、緋音嬢の誘いにより、真夏の帝都を逃れ避暑と洒落込む、探偵作家・平井骸惚一家と弟子の河上くんたち。しかし、ただ安穏と避暑などと、世の中そうは甘くはなく…。-私は命を狙はれてゐる 緋音嬢が、骸惚先生と河上くんに手渡したのは、日下家長男である、直明氏からの封書でした。折からの嵐により、外部との連絡手段を絶たれた洋館。雷鳴と豪雨に紛れるように、一人、また一人と消されていく日下家の跡取りたち-。絡む華族四兄弟の思惑に、探偵作家・平井骸惚と河上くんが挑む、本格推理譚第二弾。
感想・レビュー・書評
-
一巻が割と気に入ったので、二巻も読んでみる事に。
今回は洋館でのクローズドサークル。
主人公である河上くんが神様のように妄信していたいた骸惚先生の人間らしさに触れて、そこでまた新しく親しみを覚えていくところが良いなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
其弐。
潑子ちゃんが可愛くて好きです。
なんやゆうて、絵が可愛いわ -
やっぱり骸惚先生が好き。
-
平井一家と一緒に避暑に行った先で事件が起こり…!?河上くん涼嬢撥子の三人がなんやかんやとじゃれあっていて微笑ましいです。河上くんに嫉妬する骸惚先生も可愛らしい…!きっと仲良くなっているのは嬉しいけどなんとなく気に入らないんだろうなあ。父の心は複雑だ(笑)
-
大正ロマン。
語り口調が面白い。 -
無事に弟子入りした太一くん。先生と共に避暑に行った先での事件
相変わらず姉妹がやばいです。涼最高!