業多姫〈6之帖〉夢見月 (富士見ミステリー文庫)

著者 :
制作 : 増田 恵 
  • 富士見書房
3.63
  • (5)
  • (2)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 45
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829162705

作品紹介・あらすじ

(助けて。助けて、颯音-!)遠雷の咆哮を響かせ、牙を剥いた獣が鳴に襲いかかる。鳴の意識は、闇へと落ちていく。-二人でともに生きる。颯音と交わした約束を何度も繰り返しながら。激しく地が震えた。春惜月の出来事から一月。城下町で「狐」の情報を集める鳴と颯音。しかし、青津野の巧妙な罠により鳴は敵の手に落ちてしまう。鳴を救い出すため、そして自らの過去に決着をつけるため、颯音は青津野に反旗を翻した領民らと共に町へ突入する。そして、遂に宿敵・青津野刑部がその本性を現す-!大いなる戦の前触れに揺れる、時は五百年の昔。異能の力故に"業多姫"と呼ばれ恐れられた少女と、心を持たない間者として育てられた少年。孤独な二つの魂が出会い、全ての運命は動き出した-。第二回富士見ヤングミステリー大賞準入選作「業多姫」シリーズ、遂に完結!これは、戦乱の世を駆け抜けた、少年と少女の物語-。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 業多姫最終巻です。が、こんな愛でできた話のオチに衝撃の事実がありました。
    いきなり全年齢対象ばりの甘い話から一歩前進です(分からない)
    読んだ私も友人も暗黙の了解でした(笑)
    颯音の過去、確かにそれは言えないなーですよ。

  • 最終巻です。宿敵を倒し宿敵を操っていた黒幕を倒し、ヒーローの心の闇に決着をつける忙しない一冊。
    やー宿敵えぐい手を使うな。やっぱり○○されていたか。
    長めのあとがきで、本編で史実にそえなかったところの話なんかがあるのが作者の良心ですね。
    先日本屋で新シリーズ『玉響』をみかけました。
    どうやら舞台はさらにさかのぼって上代です。
    気になったのはこれ、富士見ミステリー文庫なのですが、今月の帯に「恋させます!」みたいな言葉が……
    「ミステリー」文庫なんだよね?……そんな中途半端なところが好きです。

    カバー・口絵・本文イラスト / 増田 恵
    カバーデザイン / 元良 志和+design CREST
    口絵デザイン / 浅倉 聡美

  • 完結。お話としては正道を行っていて、最初から最後まで結局は愛の力で乗り切ってしまうんだけど、たまにはこういうのもいいでしょう。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

長野県生まれ。遺跡の発掘や歴史・民族資料の調査研究職にたずさわった後、2003年『業多姫』(富士見書房)で作家デビュー。著書に『源氏物語 あさきゆめみし』全5巻(青い鳥文庫)『小説 ちはやふる中学生編』全4巻、『小説 劇場版 はいからさんが通る』(以上、講談社)、『orenge【オレンジ】』(双葉ジュニア文庫)などがある。日本児童文学者協会、日本民話の会所属。


「2019年 『小説 はたらく細胞 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

時海結以の作品

ツイートする