食卓にビールを 3 (富士見ミステリー文庫 64-3)

著者 : 小林めぐみ

• KADOKAWA(富士見書房) (2005年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

我が高校の七不思議を調べよう!小説のネタに役立てようと、突然思い立ったわれらがヒロイン。友人との協議の結果、五つまでは決まったが、あとが思いつきません。というわけで残り二つの不思議を求めて学園をフラフラしていると、またもや事件が…。七不思議ってわざわざ探す物なのか!?そもそも、高校生で人妻で小説家で物理オタクというヒロインの存在そのものが"不思議"なのでは!?突っ込み所満載の『スナイパー編』(タイトルも不思議)をはじめ、思わずニヤリのへんてこりんな短編8本を収録。超マッタリ"幼妻"SFコメディ、調子にのって第3弾。

感想・レビュー・書評

[想炎ーっ★さんの感想 · 2006年9月8日]

相変わらず、難しい理論をこのコメディにいれて堅苦しくならないこの作者の魔力はすごいな・・・

[syouyoさんの感想 · 2005年2月22日]

<font color="red">物語が脱線していくさまを楽しむシリーズです。</font><br><br>
少しずつ軌道がずれていって最終的に元に戻る感じ。もう一本ベクトルを加えたら螺旋構造描きそうで怖いですが(不明)。<br>
中身・感想については1巻のレビューも参照してください。<br>
1･2巻と同様にオムニバス形式ですが、毎回微妙に展開を捻ってきているので、なかなか侮れないものがあります。

著者プロフィール

成蹊大学経営学部教授。ペンシルバニア大学言語学専攻（PhD）。専門は社会言語学と英語教育。主な著書に『社会人のための英語の世界　ハンドブック』酒井志延・朝尾幸次郎・小林めぐみ（編）2017年、『World Adventures （DVDで学ぶ世界の文化と英語）』Berlin, Scott・小林めぐみ（共著）2011年、などがある。

「2022年 『学びの場での第二言語習得論』 で使われていた紹介文から引用しています。」