ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・わん (1) (富士見ミステリー文庫)
- 富士見書房 (2005年6月10日発売)


- 本 ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829163078
作品紹介・あらすじ
1301の住人、綾が頭を打ったショックで記憶喪失になってしまう。そんな状態のまま健一は考える。いまの綾はそれこそ綾の望んだ姿なのか。母親を困らせることのないよい子――。美しい思い出が詰まった短編集。
感想・レビュー・書評
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今回は短編集
頭を打って、普通の人になった綾と存在だけは語られていた八雲の彼女、最後は離れ離れになった蛍の現状とういう3本になる。
普通になった綾は特に違和感ないキャラクターだったな性格が変わる場合は戻ったほうがいいのか、そのままがいいのかという話題になるが元々の綾の置かれた状況と性格の変わった綾の性格を考えると元々の性格のほうが幸せのような気がしたね。
八雲の彼女の話はいままでつかみ所のなかった八雲の人間らしさが出ていたね。それと八雲もマンションの13階に選ばれるだけの事情は抱えていたみたいだね。
蛍の現状は健一と離れ離れになったのは当然の事態だったのだろうけど、両親のワーカホリックが読んでいて、背筋が寒くなってくるね。相手企業にも迷惑だから休めと思うよ。
母親の方は健一の事を完全に見捨てたような感じだったけど、父親の方は気にかけているようだが、今まで放置していたんだから文句をいわれてもしょうがないよな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4829163070 250p 2005・6・15 初版
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この作品は、相手を気遣いすぎる対応しているから、ややこしい関係に発展していくのかなと思った。
あー、それにしても謎がまだまだ多すぎる。
新たな謎も生まれたし。
読むんだろうなぁ。知りたくてしょうがないもの。 -
未読
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