ROOM NO.1301 (#7) (富士見ミステリー文庫)

  • 富士見書房 (2005年12月10日発売)
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本 ・本 (292ページ) / ISBN・EAN: 9784829163276

作品紹介・あらすじ

13階での日々を過ごす健一の元に、ある日謎の小包が届く。あけると中には姉、ホタルから携帯電話と彼女の携帯電話番号。両親に二人の関係を咎められてから連絡を取っていなかった健一は、思い切って電話を手にする

感想・レビュー・書評

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  • 4829163275  283p 2005・12・15 初版

  • 蛍子との関係は一応決着。・・・・決着でいいんだよね?あれ。

    佳奈と日奈(シーナ)の関係は山場にさしかかる。
    が、プロローグで結末は見えちゃってるんだよね。

    この作品のシリーズは全てそうなのだが、プロローグで未来(物語が一段落したあと)の様子を描いている。それ故に結末は先に知ってしまう事になるのだが、それがプラスに働くのかマイナスに働くのかは正直微妙。
    クリティカルな結末の事柄ではないとはいえ、結末の一部を知ってしまう事で物語りの行く末を想像する幅が狭まる事になってしまう。
    別の見方をすればその結末にたどり着くにはどういった課程をたどったのだろう道筋を想像する事が出来る。結末だけを想像する事は結構あるけれど課程まで想像することはないので、それはそれで新たな楽しみ方なので一概にプロローグで結末の一部を語る演出はダメとは言えないんだよねぇ。。。

  • 「人を好きになる」とか「彼氏彼女の関係」とか、人それぞれの考え方があっても然るべきなんだよなぁとか、必ずしも、自分の思ってるそれが相手と一致してるとは限らない。

    まあ、世の中では「それは常識でしょ。」という一言でバッサリ斬られたりするのだろうけど。

    今巻は、今までのように読み進めても「理解できない」「わからない」で終わるんじゃなく、「やっとここまで読んできて、主人公(を通した筆者)の言いたいことが見えてきた」と思えました。

    あと、謎がいくつか解明されて、スッキリしたということで評価は高くつけました。
    にしても、相変わらずエロイ。。。けど、いつもよりはエロ成分は少なめ。
    案外、拍子抜けな感は否めない?

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著者プロフィール

ライトノベル作家。ゲーム業界出身。「戦国コレクション」のTVアニメ化の際、脚本も執筆。代表作に「ROOM NO.1301」(富士見ミステリー文庫)「俺の教室にハルヒはいない」(角川スニーカー文庫)等がある。

「2018年 『忘却のカナタ 探偵は忘れた頃にやってくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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