ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・つー (富士見ミステリー文庫 16-14)
- KADOKAWA(富士見書房) (2006年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829163443
作品紹介・あらすじ
健一はなんとなく迷っていた。目の前の少女-綾は、胸をさわってと自分に迫る。でも、電車の中でそんなことをするってのは、痴漢ってことで、もし見つかったりしたらどうなることやらだし。でも、えええい!「あ、ん…。足がガクガクしちゃって立っていられない…」綾の嗚咽とも言えない、吐息に健一の脳の回路は少く薄ぼんやりと煙る。き、気持ちいいのかな?冴子がいない13階での少し味気ない日常。日奈と女の子たちが連れだってお風呂へと。そして、冴子のアルバイト先でのエピソード。少年と少女たちの空虚なため息や、嬉しさの息吹は、思い出となって積み重なっていく。本編では語られないエピソードを健一とその仲間たちの視点から描く。時に可笑しく、時に切ない健一の恋愛を探求する物語。短編集第二弾。
感想・レビュー・書評
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4829163445 204p 2006・3・15 初版
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前作がエロ少な目と評価した反動か、前半エロかったですね。
女の私が読んでてもドッキドキだったから、男子は大変だったんじゃないですか、いろんな意味で。
最近、本編に綾さんとの絡みが少ないから、こうして短編で出番が増えたことに喜びを覚えるかなと思ったけど、この人が出てきて会話されると、頭混乱するから、嬉しいような迷惑なような・・・。
書き下ろしの短編では、冴子さんのことがわかって良かった。
日奈ちゃんは一人だけ幸せだったから、特にコメントなし。 -
積まれた本を切り崩し
えろーい?