トキオカシ (富士見ミステリー文庫 80-1)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 57
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829163696

作品紹介・あらすじ

「やっと見つけた」-少女は言った。さらさらの黒髪にくっきりとした大きな瞳。憂いを帯びた小ぶりな顔は高校生とは思えぬ艶っぽさがにじみ出ている。噂の転校生。双子の観池姉妹の片割れ-。誠一は不思議な高揚感に心を振るわせた。幼い頃から異常な記憶力を持つ藤沢誠一は、その特殊能力も発揮することもなく、ふつうの高校生活を送っていた。しかし、ひとりの少女との出会いによって、彼の運命の歯車は音を立てて回り始める。自らを時置師と名乗る観池眞名は続ける。「貴方は私の"対"です」しゃらん、と鈴の音が鳴る。瞬間、世界が反転した。時置師とは?彼女たちの目的とは!?運命によって一緒にいることを定められた少年と少女による「時間の旅」-自分探しの旅がいま始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 相方がいない少女、えらく記憶能力がよい少年。
    ようやく彼らが出会えた時、離れがたい『状態』になっていた。

    少年の方が主人公でなかった場合、探されている方でなかった場合
    完全に「これは運命ね!」とか言いそうな相方が出てきそうです…。
    しかしトリップが、本気で思いっきりトリップ。
    しかも権力者の所…。
    こういう、上からしかものを言えない状態の人が
    『我慢してます』みたいな事を口にしても
    どこが? と首をかしげてしまうものがありますが。

    もしかしてお母さんが小さく…とか思ったのですが
    違いました。
    お母さんよりもすごいものが出てきてますし。
    まぁ誰であろうと、自分の命は大事です。
    とはいえ、これはちょっと目の前でやられてしまうと…。

    続き物のようですが、ここで終了しても何ら問題ありません。

  • 図書館の人に進められて読み始めたら、想像以上に面白かったです。

  • 5月18日

    さりげないラブコメが好き
    時置師って響きも好き

  • ラブレボのシナリオを手がけた萩原先生の本。呪いをかけられた一族「時置師−トキオカシ−」をめぐる物語。
    主人公カップルも可愛いのだけど、眞衣と友里の過保護カップルが可愛くて可愛くて…!

  • 私にしては、早めに読み終えた作品です。
    普通の学園設定なのかと思いきや、いきなりのトリップにはビックリさせられました。
    能力の設定、使用の仕方も独特で面白かったです。
    ただ、イラストの印象と実際のキャラのギャップが激しかったのは残念です。

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