ROOM NO.1301 #9 (富士見ミステリー文庫 16-18)
- KADOKAWA(富士見書房) (2007年10月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829164013
作品紹介・あらすじ
「今、出来ないからって焦る必要はない」と、綾は健一の気持ちを肯定してくれる。健一は普通の恋愛が出来ない。でも、出来ないことにこだわって何も出来なくなるよりは、別の何かを探せばいいのだと。振り返ると、日奈だってそうしていた。日奈のままじゃ佳奈に気持ちを伝えられない。だから日奈はシーナになった。シーナなら、歌に託してなら、その気持ちが伝わると信じて。健一は思う。普段困らせられることの多い綾だが、本当に聞いて欲しいことはちゃんと聞いてくれるのだ。それに比べて、自分は彼女に何をしてあげられるだろう-。そう考えながら中華街デートへ赴いた健一は、綾から「ずっとして欲しかったこと」を聞き、彼女と真剣に向き合うことに。一方、幽霊マンションで皆とシーナ&バケッツのライブ録画を見た日奈は、ある決意を固める。時に可笑しく、時に切ない健一の恋愛を探求する物語第九弾。
感想・レビュー・書評
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9784829164013 233p 2007・10・15 初版
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長かったシーナ編もついに完結……しねぇぇぇぇ。
今まであれこれ葛藤していた健一も半ば開き直り、シーナも一歩踏み込んで(玉砕したが)、少しずつは展開してる・・・と思いたい。
最終的な結果は冒頭部分に収束されるのだけれど、そこに行き着く落とし所はどうなるんだろうねぇ。 -
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