戦争論 レクラム版

制作 : Carl Von Clausewitz  日本クラウゼヴィッツ学会 
  • 芙蓉書房出版
3.54
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本棚登録 : 163
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829502983

作品紹介・あらすじ

西洋最高の兵学書といわれる名著が画期的な新訳で30年ぶりによみがえった! 原著に忠実で最も信頼性の高い1832年の初版をもとにしたドイツ・レクラム文庫版を底本に、8編124章の中から現代では重要性が低下している部分を削除しエキスというべき部分のみを残した画期的編集。「誰でも知っている。しかし読んだことはない」古典の全編を通読できる! 冷戦後なおも混迷の度を深める国際社会を理解し、また人間の活動の中で最も衝撃的な事件である戦争を理解するためにも、一度は手にすべき優れた古典である。

感想・レビュー・書評

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  • 古典。

  • 1.この本を一言で表すと?
    ・難解な戦略/戦術書

    2.よかった点を3〜5つ
    ・知識は能力とならなければならない(p136)
    →実際に生かしてこその知識ということ。知識ばかりふやしても意味がない
    ・理論は考察であって規範ではない(p125)
    →理論は絶対的なものでも何でもない。あくまでも「参考」ということ。
    ・勇敢は…最も高貴な美徳である。(p198)勇敢は地位が上がれば上がるほど次第に希少になる。(p199)
    →精神が重要。戦争のような異常な事態では特に精神面が重要になる。仕事でも同じ。常に勇敢でありたい。

    2.参考にならなかった所(つっこみ所)
    ・「戦争は政治の道具」とういことなら、人の命も政治の道具ということなのか?
    ・p174 批判者は平明な用語で戦争指導の対象とするものをありのままに考察し、…
     →この本ももっと平明な用語で書いてください

    3.実践してみようとおもうこと
    ・戦略と戦術を区別する、目的と手段を間違わないようにする

    4.みんなで議論したいこと
    ・この本を自分の仕事や生活にどのようにして活かしますか?

    5.全体の感想
    ・こまかなテクニカルな部分はほとんど省略されていたので戦争論の本質ではないということかと思います。もしくは現代では役に立たないということ。
    ・1回読んだだけではわからず、2回読んでもぼんやりとしかわりませんでした。解説本を読んでようやくわかりました。

  • 『戦争論』のうち、今日的ではないとされる部分を大幅にカットしたダイジェスト版。訳や装丁も岩波文庫版に比べ読みやすいが、いずれは全訳も読み直したい。何度か全訳版を読もうとして挫折していたが、この版はすんなり読めたので、最初の一冊としては適切であると思う。クラウゼヴィッツが実はシビリアンコントロールを指向していた点など、謬見を正してくれた一冊。

  • 「一頭の羊に率いられた百頭のライオンより, 一等のライオンに率いられた百頭の羊の方が強い」というのは有名な話しだが, 問題は, その一頭のライオンのようなリーダーになれるのか否かだ. そこに正解はない.

  • 抄訳ですが、繰り返し読むにはこのくらいが適量かと思量します。元々、原文は戦例の引用が多かったり、推敲前だったりしたため冗長かつ散漫なのは否めないところでした。それを本書は大胆に切り捨てるとともに、訳文を十分に検討することで極めて読みやすい文章に仕上がったといえるでしょう。

  • 戦争を始める者はいない――いや、分別ある人間は戦争などするべきではない――その戦争によって自分が何を達成しようとしているのか、いかにしてそれを指揮しようとしているのか、明白な青写真がまず頭に描かれているのでなければ。

  • 戦争の本質を分析した本書。

    難しいです・・・。
    とりあえず「現実の戦争」について述べられた、第一編と第八編を読みました。

    実際、未完成な本であるということが読んでて感じられます。

    抽象的な言葉が多くて難解ですが、理論を凝縮した素晴らしい本であることは理解できます。

  • 言わずとし知れた偉大な古典。世界的名著。
    本書は非常に読みやすいその訳本であると感じました。内容は多岐に渡り、現代のビジネスの場や人間形成における参考図書としても色褪せることなく有用な一冊ではないでしょうか。

  • 激しく難しいが、印象に残ったフレーズ。
    「戦争とは政治の延長である」

  • 未読。
    アンリ・ジョミニと比較したかったが、難しくて悶絶中。
    さくっと読める本ではないけど、誰かがかみ砕いたのは読みたくないので必死。

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