世界に飛躍したブランド戦略 (シリーズ情熱の日本経営史 2)

  • 芙蓉書房出版
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  • 本 ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829504420

作品紹介・あらすじ

かつて日本の企業者はいかにその資質を磨き、いかにリーダーシップを発揮し、そしていかなる信条や信念を尊重してきたのか?21世紀の日本の企業者のあり方を展望するシリーズ企画。世界有数の洋食器ブランド「ノリタケ」、衛生陶器のTOTO、電力碍子の日本ガイシを設立した森村市左衛門、世界で初めて養殖真珠の商品化に成功したミキモトの創業者御木本幸吉。ブランドを市場に浸透させるために努力した二人の起業家の足跡を追う。

感想・レビュー・書評

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  • 御木本幸吉さんのことを知るために手に取った本。ミキモトは興味のあるブランドだけど、アクセサリーには手が出ない。見ていると幸せになるし、ステーショナリーを使うと豊かな気持ちになるのは、ミキモトだからなんだと思う。偶然、御木本幸吉さんに関する文章に出会い、世界で初めての養殖真珠を作り出した人だと知った。ユーモアと粘り強さで、商売を成功させ、養殖真珠を作るんだという決意のもとに努力した。養殖は天然より劣るというイメージを払拭すべくさまざまな戦略で、ミキモトの価値を上げてきた。日本が誇る真珠王だったのだ。改めて、ミキモトにと区別さを感じ、いつかミキモトのブローチをつけてみたい、なんて思うのでした。

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著者プロフィール

東洋大学経済学部教授。

「2009年 『世界に飛躍したブランド戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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