その男、熱愛中につき―ラベンダー書院物語 (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
3.33
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本棚登録 : 103
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829622278

感想・レビュー・書評

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  • ★3.5。シリーズ2。あれっ!?恋人になって更にやりたい放題の絶倫攻によるラブラブエロエロ三昧が見れるかと思ったのに、攻不在で受の職場コメディーに。魔性の編集長やらガチホモ花崎やら受に言い寄る作家達やらと個性的な面々のコントのようなやり取りは笑ったんですが、攻と受の絡みが少な過ぎて萌えがない〜。攻が前作よりおバカになってもはやでっかい子供状態で、「攻」にすら見えなくなった(笑)

  •  あのバカな年俸一億円越えの野球選手×T大卒なのにエロ小説編集者のカップルのお話、第二弾。

     半ば無理やりに同棲生活に突入させられた英典は、シーズンオフになった一誠の相手を毎晩させられ、身体はボロボロ。
     どうしてもキャンプに英典を連れて行きたいという一誠に、「仕事を辞めろ」と言われるけれど、編集の仕事を続けることだけは譲れない英典はノーを言い続け、怒ったりすねたりする一誠に結局は無理やり抱かれてしまうという悪循環。
     何度もドーナツ型クッションを職場に持ち込むことを考えるが、真性ゲイの同僚の目が気になって持ち込めず、身も心も疲弊する日々を送っていた。

     長かったオフも終わり、一誠のキャンプインしたのを幸いに、仕事に精を出すけれども、どういう訳だか、今まで何も起こらなかった英典の周辺に暗雲が立ち込め始める。

     まずは女に生まれそこなったお尻好きの元自衛隊員の作家の男心を揺さぶったとかで、いきなり「縛らせろ」と言われる始末。
     おまけに、仕事がばれて婚約が破談になったというお坊ちゃんSM作家が「仕事の予定をキャンセルしてほしい」と言いだして、それを説得するうちにどういう訳だか、今度は英典が襲われかけてしまう。

     挙句に、「家に帰ったら英典がいない」と一誠までもが仕事中の英典の職場に乗り込んできて――

     という相変わらずのドタバタコメディぶり。
     おまけに、前作ではほとんどわからなかった編集部員のクセのあるところがちらほらわかってきて、ますますカオスへ――。

     まさしくドタバタバカバカコメディ。
     なかなかこんな話はないので、これはこれでありだと思いますが、しっとり系とか切なくなる系を読みたい人には絶対に向かない。

     読んだ後に。
    「ありえねー」「ばっかだなー」
     と思いたい人のみにオススメします。

     たまにはこんなに頭が軽いのも悪くないと思うんですよね。

  • ●あらすじ●馬鹿だった幼なじみの一誠は、いまや年俸1億のプロ野球選手。強引な彼に軟禁され、同棲生活に突入してしまった英典は毎晩のおつとめに腰がガクガク。一誠がキャンプインしたのを幸い編集の仕事に精を出すが、アナル好きの女装作家や、お坊ちゃんSM作家など、クセのある官能小説家に迫られ、「魔性の男」と呼ばれる始末、さらには一誠までもが編集部に乗り込んできて―――?<br>●収録●その男、熱愛中につき(頭の弱い人気プロ野球選手×H系出版社の美人編集者、年下攻、シリーズ第2弾)

  • 爆笑第二段。コレはネタで読むしかないと友人とガッツリ読みました。涙が出たよ。

  • 1(発情中)があまりにも好きだったので、2(熱愛中)がちょっと色褪せて見えるところがあります。続き感が拭えきれないのが残念。ていうか一誠いくらなんでも馬鹿すぎだろう。萎

  • ●感想
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4829622075/makishome09-22">その男、発情中につき―ラベンダー書院物語</a>と2冊続けて読みました。「馬鹿だなぁ〜・・・」と一冊目は笑って読めましたが続けて読むと胸焼けしました。余りにも成長しない一誠についていけなくて、馬鹿だからしょうがないのか。いくら年俸一億でもこんな男はイヤだ!出てくる人達みんな変で正常なのは主人公だけか。ちょっと疲れました・・・。次は超シリアスが読みたい・・・。

    ●あらすじ
    馬鹿だった幼なじみの一誠は、今や年俸1億のプロ野球選手。強引な彼に軟禁され、同棲生活に突入してしまった英典は、毎晩のおつとめに腰がガクガク。一誠がキャンプインしたのを幸い編集の仕事に精を出すが、アナル好きの女装作家や、お坊ちゃんSM作家など、クセのある官能小説家に迫られ、「魔性の男」と呼ばれる始末!さらには一誠までもが編集部に乗り込んできて―!?一大センセーションを巻き起こした、あのラベンダー書院物語が帰ってきた。

    ●シリーズ刊
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4829622075/makishome09-22">その男、発情中につき―ラベンダー書院物語</a>

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