軍服の愛妾 (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829623329

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  • 没落華族の深春は、帝国軍中尉でありながら同僚の大悟に囲われていた。緋襦袢をまとい、性具で辱められる調教の日々。己を金で買った男に、決して心までは許すまいとするが──「逃げようとすれば、その場で軍服を切り裂いて犯してやる」頑なになればなるほど、濡れそぼった最奥を熱塊で焦らされ、啼かされる。どこか傷ついたような暗い眼差しを見せる大悟に、夜ごと悦楽で翻弄される深春だったが、家が没落したのは彼の企みだという噂を聞き…。不器用な執愛に囚われ、奪われた美貌の軍人。

  • 軍服萌えにはマストの作品ですよね。萌えツボつかれまくりの、どストライクでした。
    軍服ネタとしては王道エロの範疇なんだろうけど、素晴らしくツボにヒットする設定です。要するに、傲岸不遜男に無理矢理手篭めにされるけど、体は奪われても心は絶対に明け渡さないツンな姫、というシチュエーションですね。

    相手の大悟は、平民だけど超大金持ち。没落貴族の深春との身分差萌えもあります。傲慢で言葉責めも激しいのですが、深春のことが好きで好きでたまらんというのがひしひし伝わってきます。独占したくて執着ゆえのあれこれが、まったく深春に伝わっていないので、どんどん不憫に思えてきます。その態度じゃ本心は伝わらないよね、と思いつつ、読んでる者にはしっかり伝わってくるのが、また非常に切なく。
    悪人でもないのに露悪的にふるまってしまったのは、善意と想いを勘違いされてしまったためだとしても、分かりにくい男です。
    そして、むやみやたらに執着されて、訳も分からず妾状態である深春の憤りと困惑が、またよかったりします。美人でプライドが高くて、絶対自分から折れたり謝ったりできない意地っ張り姫。
    攻を平手打ちする強気な態度も見せたりします。
    そのくせ、ちょっと悪かったかな、なんて心の隅っこでは反省したり。
    そして、ベッドではとても従順に調教されて乱れまくる、そのギャップ感が好きです。

    総じて悲壮感は殆どなく、読むにつれ甘い感情に浸れる展開。
    もちろん、エロはがっつり。言葉責めに煽られます。はじめはいやらしいこと言わせようとする攻なのですが、ほんとはもっと欲しくて言わせたい言葉があるのです。それを察するにつけ、不器用な可愛らしさに身悶えます。
    ストーリーは王道ですが、納得できる展開になっているので安心クオリティ。

    色気ある小路龍流センセのイラストが秀逸。ちょっと硬質でストイックな画風なのに、エロなところが似合っています。

  • 軍服の愛妾
    軍服の花嫁
    軍服の愛玩具

  • 細美×あたし

  • めちゃくちゃ一方通行の愛でした。

    それに気付かない受けはそれが魅力なんですかね。
    穢れてないっていうか・・・。

    しかしエロが濃くてよかったです(笑)

  • ダブった本。
    シリーズでこれが一番お勧め。

  • 美人受けが大好きなのでたまりません。
    軍服はやっぱり萌えます。

  • 何となくPNから文章崩壊系?な人かと思っていて、今まで手に取らなかったけれど!
    読んでみたら文章綺麗だし、意外も意外で、凄い面白かった!!

    とにかくBLが読みたくて買ってきたけれど、もう凄いBL!て感じでいい。
    軍服!調教?エロ!みたいな。
    攻の一途な受への思い。そしてすれ違い。
    萌えー。
    すげー萌えた。

    カバーの絵は凄いけど(尻が見えてるぜ!)挿絵も綺麗で邪魔にならないし、
    久しぶりにいいBL読んだ!て感じになれた。

  • めちゃくちゃ一方通行の愛。なんで受は気づかないんだ。こんなに純情に愛しちゃってるのにー。最初からモロバレなのにー。受が攻に「愛してる」って言わせるところが最高でした。しかしせっかくなんだから、もっとレトロな雰囲気を出して欲しかったなぁと…。

  • あらすじ:没落華族の深春は、帝国軍中尉でありながら同僚の大悟に囲われていた。緋襦袢をまとい、性具で辱められる調教の日々。己を金で買った男に、決して心までは許すまいとするが──「逃げようとすれば、その場で軍服を切り裂いて犯してやる」頑なになればなるほど、濡れそぼった最奥を熱塊で焦らされ、啼かされる。どこか傷ついたような暗い眼差しを見せる大悟に、夜ごと悦楽で翻弄される深春だったが、家が没落したのは彼の企みだという噂を聞き…。不器用な執愛に囚われ、奪われた美貌の軍人。

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