一夜花嫁 (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829623473

感想・レビュー・書評

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  • 英国貴族×華族妾腹の子。受けは男娼、母、姉ともに借金のかたに遊郭に売られる不幸な境遇。どん底でも攻めを思い続け、想うからこそ身を引こうとする健気さは感じる、が、いまいち現実味が伴っていない印象。≪一日に3人の男を相手にする≫男娼生活はかなり過酷なものなのではないかと推察される。歴代BL受けの中でもイチニをを争うほど男性経験が多い受けでもある。受けが自ら不幸を呼び込むような言動がしばしば見られる短慮な不幸体質。最後はドタバタのハッピーエンド。だが男色は罪という英国において具体的な解決策は示されていない。親方様と白鳳の関係が気になるところ。

  • ★2.5。受は確かに悲惨だけども、何となく軽くてさらっとした読後感。攻は終始揺らがず受を溺愛してて、なんやかんや受を救い出すであろう先が読めるだけに受の頑なな拒絶は悲壮な決意というよりただの意地っ張りという見え方。あれだけ受が悩んでた英国事情や身分などの障害も「根回しして先手を打った」という曖昧な説明だけで最後急に解決してて拍子抜け。それにしても挿絵がショタ過ぎる…。

  • なんとゆーか、作りが甘いって感じ。もうちょっと内容を掘り下げようよ。って言うか。
    「遊郭」「男娼」のキーワードは萌えなんだけど、なんかそれをね~。生かせてないよね~。
    深みのないお話。ありがちな話になってしまってると思う。
    もっと色んな展開が出来たと思うの。
    萌えテーマなだけに余計残念。
    お話は華族の愛人の子が売られるお話。売られる前に英会話の教師をしてくれていた英国貴族が助けに来てくれるけど、甘えるわけには行かない・・・!ってとこで葛藤がね。

  • 貴族の血を引く男娼と英国貴族。もうあらすじ紹介だけで面白そうです。受け攻め両名ともに切ない気持ちがよかった。

  • 多分読んでないッス。2009/08/31

  • 借金で遊郭に売り飛ばされる坊ちゃんの話。そんで元彼が通い詰める話。・・・・要は受けが意地張らずに最初から彼に助けてもらえば、彼も余計な散財をせずに済んだでしょという話。

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著者プロフィール

小説家。2002年に『医学教室の密やかな夜』(角川ルビー文庫)でデビュー。

「2019年 『翠玉姫演義 三 ‐泥に咲く花‐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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