- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829624319
作品紹介・あらすじ
平凡なサラリーマンの弘文に、ある日手渡された母の形見-それは「魔法少女るりか」に変身する魔法のステッキだった!次々と起こる問題を魔法で解決する弘文。が、その変身後の姿に取引先の社長・江南が一目惚れ。普段は傲慢なくせに、実は恋に不器用な江南に、弘文は少しずつ惹かれていく。だけど、江南が好きなのはるりかで、本当の自分じゃない-。切ない気持ちを抱えた弘文に、いとこのトーヤ(マスコットのパンダに変身)が好きだと告白してきて…!?豪華袋とじは、飛び出す立体カラーピンナップ。
感想・レビュー・書評
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タイトル通りの魔女っ子ものです。魔女っ子なのにサラリーマン、最初違和感を感じなかった自分にびっくりです(笑。
お話はラストに向けてじわじわくる感じで、弘文の心情が良かったです。
江南さんが最初は嫌な人イメージだったものの、途中から個人的に凄く可愛いキャラになっておりました。癒されました!<t>
魔女少女だった母親の形見を託されたサラリーマン弘文の困惑がほほえましいです。
変身するとまごうことなき魔法少女になれるし、ストーリー自体は王道な魔女っ子ものなので、
各所にちりばめられたディテールにニヤニヤするもよし、変身している姿に恋される切なさに
ニヤニヤするもよし、という一粒で二度美味しい一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
江南さんが絵に描いたような俺デレ攻めでニヤニヤが止まらなかった。
元々すれ違い展開が死ぬほど好きなんで、「自分が変身した姿に恋してる彼」にもやもやする展開に萌えた。
しかしこれBLとしては斬新だけど、少女漫画とか少女小説から見たら使い古されすぎて擦り切れた古典パターンに古典設定なんだよね。昔セイントテールとかジャンヌとか好きだった身の上としては、懐かしさを感じてしまったぜ。
それを考えると、何が斬新かなんて分からないもんだなあと思う今日この頃。
しかし江南さんのキャラは良かったんだけど、主人公の弘文のキャラ付けがなんだか薄い気がした。それが悪いとは言わないけどね。魔女っ娘になれることが個性と言えなくもないし。
あとトーヤは別にいなくても良かったんじゃないかと小一時間。当て馬としては押しが弱いし、支援役としては働きが弱い。中途半端な存在だったと思う。
あと、これは好みの問題なんだけど、「形容詞(擬音)、」って書き方が読みづらかった。例えるなら「ふわん、スカートがなびく」みたいな。最初見た時は韻がよくて効果的だなーと思ったけど、何度も出るとなんかくどく感じました。
あとは一人称視点の書き方によく見られる「癖」はあまり強くなく、大変読みやすかったです。
あえて文句言うならそれくらい。でもニヤニヤ萌え萌えきゅんきゅんしたから、それを補って余りある結果だよ!
どんなに書き方が自分好みでも、ストーリーが面白くても、萌えられなきゃBLとして外れを引いた事になるんだからな!!
挿絵も素敵でした。ごち! -
むっちゃおもしろかった笑ったしラストが爽快
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由緒正しき魔女っ子だったv
好きな男の子にばれたらどうしようっ(>人<;)的な‼ -
〈まだ読んでない〉
にぐんさんの小説はHPで読んでて。。最初に読んだ「キミログ」がすごく良かったので^^ 本屋で他作品(これ)見つけて衝動買い。本では初めてなのでドキドキ♪ -
本屋さんで「魔女っこ!!!」と思ってつい買ってしまいました。魔女とかファンタジー系は元々好きなのですが、どうやってBLに絡ませてくるんだろう??とドキドキしながら読みました。
受の設定がトンキワな感じですごく良かったです。おもしろい設定を考える人なんだなぁと感心してしまった作品です。 -
発想がおもしろい!
テンポよく読めるし、切なくなったりもするイイ物語だと思った