そして蝶は花と燃ゆ (プラチナ文庫)

著者 :
制作 : Ciel 
  • プランタン出版
3.16
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本棚登録 : 76
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829624463

感想・レビュー・書評

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  • こ、濃かった。口絵が見開きになっててびっくり。でもうっとりする程キリヤの顔の殴られた痕が色っぽい(いや、不穏なシーンですけど…鬼畜な自分…)。キリヤの気持ちが2人の男を行ったり来たり?雨柳も強いのか弱いのかよくわかんないし、腑に落ちない点は多々あったけど執着攻めは好物なのでそこはがっつりいただきました。そして水無月が可哀想過ぎだ。

  • 耽美な極道ものです。
    極道の息子がカタギとして生きてくことに憧れつつも、
    がっつり極道の血が流れている故に、否が応でもそっちの
    世界にひきこまれてくような感じです。
    淡い恋と一緒に執着ドロドロ愛も楽しめますが、なんだか
    もうごった煮というか、これはラブなのか……?
    と首を傾げてしまうような話でした。
    極道ものの普通の小説でもいいんじゃない?
    というくらいに、専門用語やなんやらが書き連ねられ、
    抗争だとか嫉妬だとかの刃傷沙汰で流血。

    攻は若頭補佐だとかで何だかすごい切れ者みたいな
    書かれ方してますが、色んな意味で人として未熟者です。
    個人的には特別な理由もなく、カっとなって受に暴行を
    加えたり、言うことを聞かせる為とか、思い通りに
    行かないからとか、八つ当たりだとか、とにかくそんな
    子供っぽい理由から殴るような攻とか論外で萎えます。
    たちの悪いDVものかと勘違いしたほど。

    おまけに割と厚めな本にも関わらず、序盤に重要っぽい
    登場をしていた余所の組の構成員が、終盤も終盤になって
    から実はこうでした~な、とってつけたような展開。
    起承転結の【転】が終わって【結】になろうかってところに、
    あ、ちょっとまって、もう一度【転】やるから!!
    みたいな感じがあって凄い違和感です。

    そしてBLという名であるからにはラブが重要ですが、
    相手の攻は当て馬の水無月さんの方がいいんじゃない?
    というくらいに、なぜ受が攻のことを好きになったかが
    伝わってこなくて何だかな、とモヤモヤ……。
    口絵が折り返しつくくらい豪華な装丁なので、内容も
    そのあたり期待したかったです。

  • 星2.5個くらい。

    この作家さんの描かれる要素、キーワード、萌えポイントなどはいつも好き。私の好きなもの・萌えるものと好みが合う。

    でも文章が好きじゃない。
    理屈っぽいし無駄に饒舌。
    そして強引。(だから、意志の強い作家さんなんだなとは思う)
    プロットをしっかり作っているのだろうけど、頭で考えた設計図に近づけようと、自然体を意識せずに強引に書いている印象。強引に文章を書いて理詰めで固め、ストーリーを進めている。

    私はこの作風苦手だけれど、この作家さん独特のクセと言いきってしまうこともできて、クセのある文章・構成が、前述した萌えポイントやキーワードと融合して独特の作品、個性的だと評価することも出来るだろう。

  •  鳳城組組長の息子・桐弥は、カタギの高校生として学校に通いながらも、天才的な博徒だった。
     その才能を買われて、若頭補佐・雨柳の仮初めの妻として、女装をして賭博の女胴師を演じる桐弥。
     けれど、桐弥は極道見習いの水無月に、ほのかな恋心を抱いていた。
     もちろん、そんな桐弥を雨柳が許すはずもなく、修羅の如き執着と情欲の炎を燃え上がらせる。
     そんなさなか、組長襲撃事件が起こり、桐弥の父でもある組長と母親が命を落としてしまう。
     突然の出来事に、ちゃんとした遺言さえもなく、跡目争いも勃発するが、桐弥は組を守るため、博徒としての誇りを守るために、ある一つの決断を下す。
     その決断を下すことは、後戻りのできない道へと歩み始めることで……

     という話でした。
     桐弥は淡い恋心を、まっすぐに自分の道を定める水無月に抱いているものの、その優しい想い想われる静かな日々ではなく。
     自分が博徒として生きるために、胴師として生きるために、雨柳と生きることを選び取る……

     そんな感じで、中途半端な自分を恥じていた桐弥が決断を下し、無理やりな関係が、気持ちの伴った対等な関係になるまでの話。
     表紙の絵のとおり、かなり艶やかな世界だったように思います。
     濃い目のBLが好きな方にはぜひ、オススメします。

  • ヤクザもの…ですね

    自分の意思とは関係なく、どんどん深みに落ちていく主人公
    イタく、ほのかに暗く…でも、引き込まれていきます

  • ちょっとページ多めな一冊。もっとエロとかイチャイチャがあってもいいんじゃない?って気もしますが、お話は良く出来てます。

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著者プロフィール

『不夜城のシンデレラ』がホワイトハート初作品。
現代ものからファンタジーまで幅広いジャンルを書き分ける。
竹書房、プランタン出版などで活躍。

「2013年 『料理男子の愛情レシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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