明日、恋する祈り (プラチナ文庫)

著者 :
  • フランス書院
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829624999

感想・レビュー・書評

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  • 一昔前の少女漫画のような言葉選びと、
    内容が薄くて退屈。受けがネカマってだけでなく精神がすでに面倒くさい女になっている。いい加減、普通に喋ってほしい…

  • 悶絶するくらい甘い♡
    とことんの線でいってるから甘さダダ漏れな感じ!!

    第三者介入が全くないのだけど、これ読んで「あぁ、外的要因に揺さぶられない話って案外好き」と思った。
    邪魔な脇役とかヒドイ同僚とかちょっかい掛けてくる友達とかそういう要素が全くなくて、ただひたすらマイナス思考で人と関われない受けを、甘やかして蕩けさせて大切に育てる攻めというなんともニマニマだけしかないお話。

    好き嫌いが分かれるお話かとは思うけど、蝶よ花よと溺愛する攻めと人付き合いゼロな純粋通り越して骨董品みたいな容姿端麗な受けが奮闘する可愛くて甘いだけのお話が好きな他人には大満足なはず。

    ハラハライライラムカムカしない、ほのぼのにやにやうふうふだけのココロに優しいお話でした!

  • 激甘で可愛いすぎで身悶えしちゃうようなストーリーだった。かなりお手軽

  • 「アバター」「ネカマ」という要素は新鮮で面白い。
    あまり無いから惹きつけられる。
    そういったものから物語が始まり、カフェ店員と恋に落ち、だんだんと相手の正体がばれていく流れは自然で構成やストーリー運び上手かった。.:*
    コミュ障で引きこもりがちの主人公と、リードしてくれる攻、という組み合せもうまく噛みあっていていいコンビ。

  • あま~い!
    ビックリするくらい甘甘だった。

    アバターという設定に興味を持って買ったので
    あまりアバターで何とかみたいな話じゃなかったから
    少し拍子抜けだったw

  • とっても眼鏡美人で、極端に人付き合いが下手な琉生は、24歳のアバターデザイナー。引きこもりがちな彼の楽しみは、SNSで好みのかっこいいアバター「なるみさん」相手に妄想すること。

    SNSにアバター、今時のネットネタがいろいろ登場して、かなりの親近感を覚えるストーリーです。

    憧れのアバター「なるみさん」に近づきたいあまり、コミュニティではアバターがうっかり女の子になってしまいネカマ状態に。それでも仲良くなることができて琉生は喜びます。
    ところが、偶然行きつけになってしまったカフェで、イケメンの店員竹端に親切にされて、オタオタしながらも彼にどんどん惹きつけられてしまいます。

    琉生がとっても口下手で、竹端との会話が全くなっていないのが、じれじれさせられながらもかわいく思えます。竹端が大人の余裕でうまくリードしてるせいもあって、意思の疎通ができてるのが面白いところ。琉生の心の声が案外突っ込みまくりだったり、ネットに乙女な書き込みしたりと、外見とのギャップ感があるのも魅力的です。

    途中から竹端視点で話が進む箇所が何度か出てきて、あれれと途惑いましたが、なんとか最後までにはそんな書き方にも慣れました…竹端の気持ちもわかってよかった気はします。

    今まで女の子とも誰とも付き合った経験の無い、まっさらで純情な琉生は、大人な竹端にステキに扱われて、夢のように甘いデートを重ね、夢中になっていきます。初キス、初Hのシーンも甘くてロマンティックでとてもそそられました。
    しかし、初Hのあと竹端とパッタリ会えなくなってしまったことに琉生はとても不安を感じて、どうしようもなくなって、ついに「なるみさん」に心配事を打ち明けてしまいます。

    2次元と、リアルの間でゆれる恋心がとても巧みに描き出されていて、思わず話に引き込まれます。
    今の世相がよく出てるラブストーリーだと思うし、今でなくては書けない設定。目のつけどころがいいです。

    初心者受に一から教え込むベッドシーンがとても甘くて、従順に羞恥する受と、ちょっと意地悪なエロ攻にものすごーくツボりました。

  • アバターのデザイナーで極度の人見知りの琉生は「なるみ」というアバターに恋心を抱いていたが、ある日突然生身の人間でしかも男性でありいつも行くカフェの店員、竹端に恋している事に気付いて動揺する。
    琉生は眼鏡をかけた綺麗な人目を引く美青年です。
    ただし、人慣れしていませんので話すと会話が壊滅的(笑)
    前半は琉生の少し軽薄な語り口調にああ、失敗かしらこの作品はと思ってしまったのですが、段々と竹端の攻め具合が強引になってきて面白くて一気に読みました!!
    この方の作品は初めてなのですが、軽快で面白いですね。
    肩肘張らずに読めましたし、ハンサムでセレブっぽくて年上の竹端に翻弄されてグルグルしまくる青年、琉生が可愛らしかった☆
    アバターの事は何も知らないので、色々お勉強になりました。
    竹端はカフェのオーナーなのですが、社長としてではなくて一店員として自分を愛してくれた琉生にありがとうと言っています。
    凄く好感が持てますね〜♪
    会社の名前の由来も人に対する優しさが溢れていて胸にぐっときました。
    イエール*プリエール
    意味は昨日の祈り

  • 店長で社長でSNSで人気者でどうやって時間をやりくりしてるのか分かんないけど、受を徐々に手なずけていく過程が良かったです。

  • これは育成ゲーム系?雛鳥が徐々に刷り込まれていっちゃう感じ・・・。

  • 好き嫌いが激しく別れそうなうじうじ引きこもり受けキャラですね。話自体は王道ネタなんですが、とても個性的なキャラクターと、お互い好きになっていく過程がわかりやすく丁寧に描かれていました。花川戸さんの作品は初めて読ませていただいたのですが、他の作品も読んでみたいと思いました。

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著者プロフィール

花川戸菖蒲 Ayame Hanakawado
ハッと気がついたら今日が平成最後です。平成ラストの仕事がハニー文庫。……記念? 記念になるのかな?

「2019年 『獣王と失われた王女の秘密愛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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