きみのはなし、 (プラチナ文庫)

著者 :
  • フランス書院
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レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829625026

感想・レビュー・書評

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  • この作家さんはすごく才能あると思う。

    天性のセンスある。(当然、努力もなさっているだろうけど)
    本によって多少の出来不出来あるものの、どの本読んでも「この人が書いた」ってわかる文章、作風。
    イラストならまだしも、文章でここまで特徴と個性出せるのは凄いことだ。

    一人称でBL書かせたらトップクラスのレベルだと思うし、情感に溢れる文章は詩的で、詩人。

    また、導入(書き出し・冒頭)も上手い。
    冒頭に、話の設定や世界観をバーっと羅列する作家も少なくないなか、きわめて自然に、無理なく、読者を物語のなかに誘導してゆく。
    読者は溶け込むように本の世界に入ってゆける。

    そんなレベルの高いこの作家さんの作品群のなかで、この本は私の好みに合っていてキャラクターなど楽しめたので、星5にしました。

  • 高校時代からの友達、海東と飛馬は友達以上恋人未満。
    海東は飛馬を愛しているけれど、綺麗でぶっきらぼうで喧嘩っ早い飛馬の気持ちは違うだろうと決め付けて、けれどキスだけは許してもらう関係。
    海東は両親がいなくて祖母と二人暮らしという環境からとても気遣い屋さんで、マイペースで他人と係わるのが苦手な飛馬が唯一心を許しているのは海東しかいなくて。
    二人の会話が普通によかったです。
    勝手に自分だけが飛馬を愛していると思い込んで、お母さんのように優しく世話を焼いている海東の存在がどれだけ飛馬にとって大きいんでしょう。
    挿絵も二人の雰囲気そのままに素敵でしたが、何だろう、二人の感じが似ているのでしょうか。
    131Pの「高校卒業の日のはなし。」まで、大きい方が飛馬かと勘違いしてました。
    だって、態度だけは飛馬が大きいので(笑)
    こういう愛がゆっくり育っていくお話はとても好きです~☆
    富津岬で
    「海東のこと、二度と苦しめないよ。絶対しあわせにしてやる」
    と飛馬が言って海東が泣いた情景がとても美しかった♪~

  • 飛馬玲二と海東響は同級生で仕事仲間。
    海東は飛馬を好きで、飛馬も海東に対して傍にいるのが当たり前みたいな感覚を持っている。

    学生時代から続いている海東からのキスを、何も言わずに受け入れる飛馬。

    二人の関係が、海東の態度が優しくて、だんだん自分の気持ちに気づいてく飛馬だけど、なんだか凄くもどかしかった。

    海東が良い男すぎる。

    恋人になる、と言った飛馬。
    下巻でどうなっていくのか期待です。

  • 無自覚で海東に甘える人付き合いが苦手な飛馬と、そんな飛馬のことが大好きだけどそれを後ろめたく思っている海東。形は違うかもしれないけど、お互いのことを本当に大切にしている2人。飛馬もなんだかんだ言っても、海東と一緒に居るのが心地いいと感じているのが伝わってきて嬉しくなる。勇気をもってちゃんと向き合えば、ハッピーエンドは近づくのに。と言いたくなるほどもどかしい2人の関係。大切だからこそ、一歩踏み出すのが難しいのかも知れないけれど。

  • 高校の同級生同士の飛馬と海東。お互いに思い合っているのは確かなのに、キスだけでズルズルと続く長い長い片思い。
    互いに特別で許しあえる関係なのに、その心地よさを壊してしまうのを恐れているのか、ちっとも踏み出せないまま行き止まりの「仕事仲間」の停滞した関係は続き…。

    可愛らしすぎる文章での心情の切り取りにあかん、苦手な方の朝丘さんだな感は否めない。
    受けを崇拝する攻めと、攻めに甘えながらも自分の気持ちに明確な答えを見つけられない受け。
    じれじれともどかしい二人の関係が手探りで恋に変わっていく。
    こういうのも悪くないよね、うん。と思いつつちょっと可愛らしすぎた。
    あと、仕事の先輩。ああいう人はすごく苦手です…。

  • 『きみのはなし、』『ふたりのはなし』
    続き物ですが。なんかちょっと残念でした。個人的には朝丘さん好きで切ないし、文章表現もいいと思うんだけど、この作品については読むのがちょっとしんどい感じでした。二人の関係がもどかしいせいもあるとは思うんですが、すごく疲れました。
    さてストーリーですが、高校時代からずっと飛馬が好きな海東。そのころから彼にキスをしてしまう自分を何も言わずに許してきた飛馬。だからと言って二人の間には付き合うとかそういったことはなく、社会人となった今は仕事上の付き合いが続いている(自宅仕事なので家にはいく)みたいな感じ。過去と現在を行ったり来たりしながら二人の関係の行方を追う話です。続きは『ふたりのはなし』にて。

  • ジャケ買いした「坂道のソラ」が気に入っての作家買い1冊目です。共有する娘がHシーンないやつがいいというので選びました。
    あるかもしれない、、いいかもしれない、、もどかしいなー、、この二人みていたいなと、一気に読み終わりました。
    今日続編買いに行きます。他にも同作家さんのがあれば、買ってきます。

  • 静かに焦れ焦れするエピソードを重ねていくのが本当にうまい。
    続きはどうなるのだろう。オマケのケータイSSもすごくよかったです。

  • 文章が稚拙な感じがして四分の一ほどまでは我慢しましたが…駄目でした。というわけでほぼ読んでませんすみません。

  • ぼんやりした話。
    よく言えば優しい作品だけど印象は薄いかな。
    ラストの引きの一文で続編まで読んだ感じ。

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