蜜家族 (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
3.16
  • (6)
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  • (21)
  • (9)
  • (6)
本棚登録 : 149
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829625439

作品紹介・あらすじ

父の暴力に耐え、奨学金で学校に通う暁生。纏わり付く大企業の子息・康将に辟易していたが、倒れた時に助けられて友人となる。彼の父である勝将も優しく、理想の父を持つ康将が羨ましかった。ところが突然、暁生は父の不祥事の代償として勝将の養子となることに。寝室に軟禁されて、勝将から溢れんばかりの"愛情"を注がれる暁生。兄となった康将もまた、そんな姿を目にして…。

感想・レビュー・書評

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  • 義理の父・義理の兄(同い年のはずだけど……)×親に捨てられた元優等生

    養子に入ってから受けが豹変するので、その辺が好き嫌い分かれそう。
    「おにいちゃん」「ぱぱ」「あけお」(受けの名前)等いきなりしゃべり方や喘ぎが幼児化、白痴化します。
    序盤の真面目で気の強そうな優等生とはもはや別人……(後で逃げ出すための演技かと思って読んでいましたがそんなことはなく。)
    もうちょっとその変化に理由があれば星5にしても良かったかも。
    自分的には変化後の受けや歪な家族ものとか大好きなのですが、受けが地味な容姿で美形ではないというところにどうも引っ掛かりました。超絶美少年だったら、攻め二人が惚れ込むのもわかるような気もするんですが、養父なんか特にいきなり息子として溺愛してくるので、なんでこの受けにそんなに魅力があったのかよくわかりません。
    それはさておくとして、攻め二人の親子関係にも萌えるものがあったし、3Pものが好きなのでとても楽しかったです。

  • ★3.5。オチの一つとして幼児退行ネタはアリとしても、いかんせん退行するまでが展開早くて唐突過ぎる(笑)わずか本の1/5ほどで人格破綻とは…。3P好きとしてエロには萌えましたが、退行後の話よりも、そうなるまでの攻二人との関係や堕ちていく過程の方を丸一冊かけてじっくり見たかったんですが。嫉妬と独占欲でガツガツしつつも優しい康将に萌えたので、もっと父親と対峙して活躍して欲しかったなあ。父を越える将来を見たい。

  • 親子×義理の息子・義理の弟

    父の暴力と金銭的な苦労に耐えながら、奨学金で高校に通う主人公。良家の子女が通う学校の中でも、トップクラスの大企業総帥を父にもつ同級生にまとわりつかれるようになってしまう。追いかけまわされる中で、父の暴力によって倒れていたところを助けられたのがきっかけで、その同級生の元で生活するようになり、養子として迎えられるようになったが、その目的は・・・。

    ぶっとんだ設定ではありますが、「こんな作家さんだったかなぁ」と思ってしまいました。
    いくら価値観を根底から覆されたからって、元々の性格とのギャップがありすぎて、若干引きながら読んでました。
    いわゆる「いやぁぁぁん、だめぇぇ」という口調が地雷なら避けた方がいい作品です。
    父と息子にいいようにされるストーリーなのです「ぱぱぁ」という単語もでてきますし・・・。

    エンターテイメントといえばそうなんですが・・・・なんかこのボリュームで最後に残ったのが違和感と疑問だけっていうのもなかなかないかと・・・。
    力がある作家さんだけに、どうしてこうなった、と首をかしげます。

  • 奨学金で学校に通いアルバイトで生活費を稼ぐ暁生は大企業の会長子息でモデル並みの容姿を持つ王様みたいな康将にまとわりつかれていた。

    暁生は父親に暴力を受ける日々を送っていてある日もその為に動けずにいた所を康将に助けられ彼の家に連れていかれていて…。

    3P、しかも攻め2人は実の親子で暁生を息子、弟として溺愛しまくるという凄い執着ものでした。
    暁生を気に入り息子にした勝将が怖かった。
    逃げられないようにしてがんじがらめにしてと。
    逆らえない暁生は次第に勝将の言う通りになっていく。
    洗脳に近いようにも思えたけど根底に好きでなければそうはならないとは思うので良いのかなとも。

    康将の葛藤が苦しかった。
    大人な勝将への勝てない嫉妬とか。
    でも勝将の暁生への愛とは違う息子への愛がありいつか追い越してやると意気込んだ康将に頑張って欲しいと思います。

    これからは益々幸せな「蜜家族」となっていくことと。

    暁生がガラリと性格も口調も変わってしまったのが少し残念でしたがそれはそれで良かったのかな。

  • 親子3Pモノ
    なんとも評価し難いですが、正直ただのエロ小説かも…
    ろくでなし父に殴られ、金を奪われる生活の暁生。それでも奨学生として高校に通う優秀な生徒で、周囲に取り巻きを侍らせている康将には全然興味もなかった。しかし倒れた時に世話になり、それから打ち解けるようになり、康将の家でその父と出会い…

    貧乏で愛情を知らずに育った暁生が超金持ちの鴛海家の父子に溺愛される話…
    父の方はもっと深い闇があるのかなーと思ったけど、そこが掘られることもあまりなく、暁生を巡って父子のバトルが…!!ってほどでもなく(多少あるけど息子が一人でムキになってる)、何より暁生が養子になる前はバイト掛け持ちしながら、成績も保つ優等生で、少し冷めてるくらいだったのに養子になってからはもう別人…
    パパぁ…おにいちゃぁん…ってなってることに違和感…洗脳…?完全に幼児。
    ひたすら犯されることを喜ぶ幼児になるので、なんか…どうなんだろう…

  • 宮緒先生は壮大なお話を書かれますね。大変好ましい。最初のキャラと変わってからのキャラの温度差が違いすぎて、違和感はあるよね。後半のキャラは好きだけど、その整合性がちょっときになる。最初からその感じがある子なら理解できたんだけど、変わり方がすごくてもはや別人。。。

  • ウェブで飛び飛びで読んでて「ここからどう犬が登場するんだ?」って思ってたけど(w)・・・・想像していたような犬はいませんでした。
    かわりに無垢な子犬が一匹・・・w  

    全体的に病み病みなストーリーですが『悪夢・・・』みたいな得体の知れない気持ち悪さはなくて、スッと読めます。
    嫌いじゃないです、こういうのもw

  • 苦労人でしっかり者だった優等生の受けがいきなり人格が変わる
    変貌したあとは最後までただやってるだけのお話
    なんかもう話しに無理がありすぎてエロ専好きにはおすすめかも
    ★3つけたけど本当は★2.5くらい

  • まるでBLゲームのバットエンドを見ているような展開です。しっかり者の受だったけどパパに手篭めにされて落とされそして幼児化して行く受。そこに受の同級生である息子も参戦して…媚薬、監禁、3P、緊縛と色々盛り込まれててあまあまエロエロ楽しめました。内容は気にしないでエロを楽しみたい方にお勧めです。

  • 3P…最初から最後までエロ…
    受の暁生の変貌には唖然。前半の優等生から後半の幼児化…ここまで変わるもんか⁉まあ、そこはBLって事で^^;
    パパがねすごかったよ^^;
    正直…読むの疲れました〜

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著者プロフィール

(みやお あおい) 2011年プラチナ文庫『堕つればもろとも』 (フランス書院)にてデビュー。以降、BL各社で活躍中。

「2016年 『シークレットクルーズは危機一髪 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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