愛犬志願 (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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本棚登録 : 212
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829625491

作品紹介・あらすじ

ある日、旭が帰宅すると、見知らぬ男が三つ指をついて出迎えた。その男・安綱は、禍神として封印されていた犬神だった。旭は幼い頃に、彼と主従の契りを交わしたらしい。「私と我が君以外は、減べばいいのに」涙ながらに訴えられても、平穏を望む旭は主となることを拒絶する。だが犬神たちの襲撃に遭い、彼をしもべと認めることに。すると、霊気補充のため"まぐわい"を請われて!?-。

感想・レビュー・書評

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  • 攻のキャラがぶっ飛んでいて面白かったです。
    ただ、受は攻に会わない方が多分幸せだったかと…
    攻登場で(多分お仕事上も)空気になっちゃう行光的にも、
    行光にしとけ、主人公…

  • 人外っていうほど、悲惨な性交はなかったけど、溺愛っぷりが好きでした。オチも良かった。

  • 宮緒さんで一番人気のある「渇仰」シリーズが
    私には合わなかったのでどうかな~と思ってましたが
    こちらは面白かったです!

    霊力で犬神を従える犬使いの家に生まれた旭。
    生まれてすぐは高い霊力を持っていたが
    7歳で突然霊力を失って、18歳で家を追い出され
    今は弱い犬神を従えて探偵稼業をしている。
    そこへ禍神と呼ばれる強大な力を持った安綱という
    犬神が旭のしもべだと言って現れます。

    この話も執着攻めではあるのですが、
    主人公の望みはちゃんと聞いてくれるし、
    自分で色々気を配って仕事にも役立つし、
    話も「渇仰」の攻めよりは通じるし、
    多少通じなくても人外だから仕方ないと
    諦めもつくので嫌な感じはしなかったです。

    エロは獣仕様tnkだったり、獣そのものになったり。
    腹が膨らむぐらい流し込まれるのは
    オエッと思ったけど、
    すぐ吸収するみたいだからまあいいかな…。

    ストーカー気質もコメディタッチでなので
    嫌な感じがしなかったし、
    束縛がきつくないのがうれしいところです。
    こんな感じなら執着攻めは可愛いなと思います。

    お話の傾向は高尾理一さんの「鬼の王」シリーズに
    よく似ていて、ああいう和風ファンタジーが
    好きなら多分好きだろうなという感じです。

    お人好しの主人公と執着攻めがいいバランスで
    行光(犬)も可愛くて楽しかったです。
    青藍も飼ってあげたかったなぁ…。
    江雪も飼ってあげたらいいじゃん~。と思いました。

    あ、犬神とまぐわい必須が嘘だったのが笑いましたw

    面白かったからスピンオフを続けて読もうと思います。

  • 電子書籍、宮緒さん初読みです。禍神・安綱×犬神を使役する一族・旭。話自体は面白かった。安綱の突き抜けてる感じも楽しかったし、話の展開にはドキドキしたし、青藍のあの場面は涙腺が危なかった。ただ、私には文章が読みづらかったです。あと受の喘ぎ声がちょっとうるさく感じられた。続編があるみたいなんですが、旭の家がどうなったかとか気になる事もあるので読みたい気もするけど… うーん、悩む!

  • わんこ攻めというか犬だ…あれは完全に犬だ…。小型愛玩犬に全力で嫉妬するスーツ眼鏡の大型犬なんや…。えろもあるのに8割ギャグになってるし、この作者さん文章が読みやすくて大変良かった。

  • へんなの好き。最初に言っておくと、設定や物語的な部分は面白かった。そうだな、読んで良かったです。それを前提に。
    読んでいて「ん?」と前を確認しに行くこと数回。冗長に思われる繰り返しや「あれ今誰の心情語り部分?」と頭のなかが混乱すること数回。まあ、ほんの数回。ヒドイ作品の場合は書く気にもならないのでそれほど、なんですが、勿体ないかなと。最近上手い方の作品ばかり読んでたから免疫がなくなってるかな。文章の上手い下手と作品の良しあしはイコールじゃないですけど。
    他は、なんか……愛があんまり感じられなかった。ストーカーなのに感じられないってどういうこっちゃ。受→攻の愛情は私にはわからんかった。つか、最後の赤毛と行光、今後展開があると面白いなぁ、と。
    そうだなぁ、ずっと「行光にしちゃえよ!」と思っていたしそう展開して欲しかった;;

  • ある意味ワンコ攻。甘っ甘です。

  • 犬攻めに大爆笑しました。それをストーカーというんだよ、と何度も突っ込みたく……。
    でも、ちゃんとシリアスで、ちょっとほろりとさせられて、面白かった。

  • かなりトンデモキャラな部類なんだろうが、ストーリーはちゃんと面白い。攻めの黒犬のフェチぶりがいじらしくて段々可愛く思えてくるのが、主人公の心情と妙に重なって、これは仕掛けか?と、なかなかにおもしろかった。
    宮緒葵は変なモノもってるなあ。(⌒-⌒; )

  • 執着ものと予想(期待)していたが、こうくるかwww犬神なのに残念な奴であった。コミカライズして欲しいです。

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著者プロフィール

(みやお あおい) 2011年プラチナ文庫『堕つればもろとも』 (フランス書院)にてデビュー。以降、BL各社で活躍中。

「2016年 『シークレットクルーズは危機一髪 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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