後輩が目を合わせてくれません (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
3.45
  • (3)
  • (4)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 69
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829626122

作品紹介・あらすじ

「なんでお前、俺のケツ揉んでんの?」
「だ、だってそこに先輩のお尻があるから」

映研の後輩・主税と目が合わない。
仲が良かった後輩の態度に落ち込む航流は、彼からの突然の告白に茫然とした。
が、やっぱり目が合わない!
問い詰めると、好きすぎて緊張して顔が見られないと言う。
呆れる航流だったが、抱きついて互いの顔が見えなければ平気と知り、慣れるまでくっついて過ごすことにした──
けど、だからって電車の中でケツ揉むか!? このムッツリえっち!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 後輩×先輩

    告白からの勢いで早々に付き合い始めるも、目も合わない二人で会うこともない。
    先輩が美少年な見た目だけど男前な性格でした。

  • 可愛いお話だった
    年下大型(ヘタレ)わんこ攻め♡

  • 大学映研部の先輩後輩。めちゃくちゃヘタレな年下攻で、タイトルそのもののお話でしたw
    可愛い系の美形先輩の航流が好きで好きで仕方ないくせに、まったく目を合わせることができず、告白もうすらぼんやりで、付き合うことになってもなんだかよくわからない状況になってる、ほんとにドヘタレな主税に航流も読者も振り回されてしまいます。

    好きすぎるあまり、航流をまともに見つめることもできない主税です。
    根は優しくていい奴だと思うんですが、好きな相手にはどうも挙動不審になるという純情っぷりが、呆れるを通り越してむしろどうにかしてあげたくなるレベル…
    航流も、彼の好意を素直に受け入れていいお付き合いをしていこうと前向きになってるのがかわいかったです。
    ところが、好きという割になぜか引き気味の主税に困惑しながらも積極的に接していたら、急に無視されてしまうという悲惨な目にww
    どんどん距離を置く主税の態度に、嫌われたかと悩みまくる航流ですが、そこは恋愛のセオリーというかw逃げれば追いかけたくなるのが人のサガです。
    航流の軽~いお付き合いのつもりから始まった気持ちが、気がつけば本気のラブに育ってしまっていたという胸キュン展開でした。

    …でも、絶対に鹿島田の存在がなければ、二人の恋はハピエンにはならなかったと確信。
    鹿島田のアドバイスは間違いなかったです!

    痴漢されるシーンはラブコメらしくない切迫感がありましたね…傷ついただろう航流の心情や、主税の犯人に対する怒りに共感。
    その事件がきっかけで、愛が深まるところは安堵できてよかったです。

    嫌われたかと誤解してしまうほどのヘタレっぷりにはハラハラさせられましたが、結局犬も食わないほどのラブラブになるという王道展開で楽しく読めました。
    エロ的には電気がついちゃうところが、イラスト込みで楽しかったです!

  • 大学の映研の後輩・主税×先輩・航流。好きすぎて緊張してしまい目が合わせられないヘタレわんこな主税のおかげでちょっと拗れるけど、もう!結局、痴話喧嘩なのねって感じの2人なのでw 可愛らしいストレスなく読める作品でした。

全4件中 1 - 4件を表示

栗城偲の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×