- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829654330
感想・レビュー・書評
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優しくないボディガード×色々と身の内に鬱憤やら淫乱さを抱えた美大生の、ヤクザの隠し子。
ヤクザものの欲しいネタを詰め込んでくれてる。ただ、表紙で入れ墨入れることがネタバレしてる!そこはネタバレしないで欲しかったな…笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
丁度こういう話を読みたかったところですっきりしました。
ただ、凪斗と角能のふたりの続きは読みたい。 -
任侠モノのBLは人気がある気がする。
が、個人的に興味が無い。
でもこの作者は人気がある気がする。
じゃあ読んでみようかな。
って訳で読んでみた作品。
感想としては、文章は読み易い、作者の表現方法は割りと好み。
だけどストーリーは良くもなく悪くもなく、と言った印象。
挿絵が余り好みじゃなかったせいもあるのかもしれない。
キャラクターは攻は魅力的でも、受がちょっと流されすぎな気が。
もう少しだけプライドが高い受だったら、もっと楽しめたのかも。
取り敢えず評価の高い作者であると言うのは理解出来た。 -
ヤクザと美大生って始まりから…変身をしちゃうわけですよ…エロもSもいい感じです(エロアリ★★★)
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ヤクザものって王道な感じしてて、いままであんまり手つけてこなかったんですけど、これ読んでヤクザもいいなって(笑)思いました
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ディープな初行為の話。(違った初恋のつもりだったのに。でも、これでもオッケー?)初めて沙野風結子作品を読んでるかも?
守備範囲内みたいだから追っかけてみよう。次は『蛇恋の楔』か?
夜光の追っかけもほぼ終わりだし、薔薇の…、交渉人…、ウェルネスマートシリーズですっかり奈良ファンになってるから、このまま奈良つながりでいこう。 -
以前ラピス出版から出ていた作品のガッシュ文庫からの新装版です。
書き下ろしの「あたたかな輪」では、大学生活が跡目を継ぐことでますます他人との距離や制約を考えなければならなくなった凪斗のお話。
自分の生い立ちを考えてわざと人と深いかかわりを持たないようにして生きてきた凪人にも親しい友人岩泉がいました。
彼は凪人を結構見ているようで、今まで凪人と呼ばれるのは嫌がっていたのに最近では文句を言わないからいい人が出来て「ナギトナギト」と呼ばれているんだろうとからかいます。
中々鋭いです。
そんな友人に凪人と拘わってしまった事で大変な怪我を負わせてしまい、その場にいたのに助けられなかった自分を攻める凪人ですが、そこはしっかりと角能が傍に控えて支えます。
自分の居場所、それをはっきりと認識した事件でした。
それにしても芸術家は自分の感情を紙に書いてやっと想いが完成するのですね。
情事の後必ず隣で眠る角能を書く凪人。
その絵、見てみたいです☆~ -
ヤクザ×美大生(組長隠し子)
淫靡。この一言に尽きます。
やくざ者でこの雰囲気は圧巻です。
日展に入賞するぐらいの実力を持ちながら、ただ極道組長の隠し子だという身の上でトラブルに巻き込まれないために縮こまって生きてきた主人公。
が、出来の悪い組長長男から命を狙われるハメになり、組からボディガードがくるところから話は始まります。
その男・角能がまあ、いい男で!適度なSッ気に、余裕のある男っぷり。
でも受けも受けで、やっぱりやくざの血を引くだけあっていざとなると根性据わってるというか。
はだけた着物から刺青がみえて、というシーンがあるのですが、大好きッス。
あ、冒頭にちょっとだけスカ(小)描写があります。ささいなもんですけどね。 -
出版されてから5年もたつんですね。やっと読めました。面白かった。
いやー何ですか~。想像以上にラブラブじゃないですか。
凪人がじわりじわりと自分を露わにしていく過程が面白いし、魅力的ですね。それに惹きつけられはまっていく角能の変化もイイです。萌えました。
おにぃちゃん辰久の側近、数井が何かありそうで、陰で何かやっていそうですよね。いろいろ面白い話がありそうなんですけどね。
八十島セキュリティーの面々も興味深いです。 -
蜘蛛の褥を先に読みましたがこちらも良かった。