初蕾―いたいけな姫君の濡れごと (ティアラ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
2.70
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本棚登録 : 102
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829666005

作品紹介・あらすじ

時は平安。貴族の姫君・鈴菜に夜這いをしてきたのは、憧れていた幼馴染の貴公子・彰久。強引な口づけに、執拗な愛撫。穏やかだった彼が褥ではこんなに激しいなんて。戸惑うなか囁かれた言葉-「あなたを妻にする」。でも結婚した途端、邸に通わなくなる夫。もう愛していない?不安な鈴菜に横恋慕した武人が現れ告白を。それを知り嫉妬に狂った彰久に淫らすぎる罰を与えられ-。

感想・レビュー・書評

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  • 平安ドSエロ小説…としか。彰久がほぼ自分の都合と性癖で鈴菜を振り回して喜んでる話だな。親父の扱いとか超ひでぇ(笑) 鈴菜は箱入りのまま知恵をつけずに彰久に構い倒されるんだろうな。というか、彰久が全力を傾けてそうしそう。

  • なんだこのヒーローは・・・、たま〜に心情が描かれているからヒロインのことを好きなんだとわかるけど、それがなかったらヒロインのことを好きとは思えない。歪んでるわ〜。最後はまぁラブラブのいい感じになったけど、そこまではHシーンも気持ち悪くて読んでいて気分が悪かった。失敗だったなぁ。

  • うーん…微妙…

  • 【エロ注意】時代は平安。鈴菜は幼い頃両親を夜盗に殺され、藤原の家に引き取られた。助けてくれた幼馴染を、兄と慕い恋心を抱いている。
    その幼馴染の彰久が、夜這いにきて・・・・・・みたいな出だし。

    藤原の家の父は、鈴菜の母上に恋してた。母によく似た鈴菜を気にかけている父の毒牙にかからないよう、彰久は鈴菜に結婚を申し込む。
    なんか、後々は最初から好きだったよみたいな雰囲気なんですけど・・・・・・これ父親に対抗してるのと、鈴菜への同情じゃないかな。

    そんな感じで鈴菜に結婚を申し込むのに、鈴菜が他の男と関わっただけで嫉妬っていうか、意地悪するのはなぁ。

    鈴菜が彰久に一途な分、彰久の鈴菜への思いが若干気に食わないなぁと思ったりしてしまいました。

  • 時代の設定も彰久の顔も好きな顔だったんですけど、彰久の性格が萌えませんでした。。なんか性格悪すぎ。

    彰久もずっと鈴菜のことを好きで、悪役の父から鈴菜を守ってっていう感じならよかったのに、母のために鈴菜を父から引き離そうと妻にするというのが一番の理由に見えたし、そのあともなんか気持ちが入らないっていうか、もやもやします。

    父も後半「萩の君と鈴菜は違う」とか言って、いい人に見えてきたら、余計に彰久の性格が鼻につきました。鈴菜がかわいそうの一言です。

  • ハッピーエンドなんだけど、なんかもやっとします。

    ヒーローの父はそれでいいのか?
    主人公に執着しすぎ?
    後半になったら、まったく出てこなかった
    ヒーローも一目ぼれって言うのもなんかなぁ~
    主人公はずっと好きだったのにかわいそうな気もします…
    あと、途中からなんか結末が予想できた。

    侍女と家来の今後も気になりました。

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著者プロフィール

仁賀奈(にがな)
小説家。主にティーンズラブ小説、BL小説のジャンルを手がける。代表作のひとつ『シンデレラ・クルーズ』を刊行したフランス書院ティアラ文庫をはじめ、多くの出版社から著作を刊行し続けている。

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