- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829666135
作品紹介・あらすじ
実業家ジョンに雇われたメイドのメアリー。待っていたのは熱い口づけ、巧みな愛撫、恋人同士のような甘い夜、贄沢な生活。私はメイドではなく愛人として雇われた?優しく溺愛され気がつけば彼を好きに…。けれどこれは報われない恋。彼と結婚するのは上流階級の人。身を引き、立ち去ろうとしたとき、熱く抱擁されて囁かれる。「妻になるのは君しかいない」最高のシンデレラロマンス。
感想・レビュー・書評
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昔はアメリカ人がどれだけロンドンで貴族達に馬鹿にされたか、事業で成功したジョンでさえも酷い対応をされて驚きました。シンデレラストーリーで安心して読めたけど、ジョンの正体が少し呆気なかったなぁ(^^;偽名だと思ってました…f(^^;
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英国の18世紀くらいのお話。
メイドとして働くメアリーがお遣いの途中でケンカに遭遇。相手を張り倒して、ふんぞり返ってる変わった風貌の紳士をひっぱたいてしまう。
その後、メアリーの勤める屋敷にその男ジョンが現れ、メアリーはジョンの家のメイドとして雇われることになってしまう。
しかし、実際はジョンの情婦のような扱いで絶望するメアリー。もう実家にも帰れないし、幸福な結婚もできない。未来に絶望する中、それでも決してひどくすることのないジョンにいつしか惹かれる。
それでも結局主人とメイドの間でそんな身分違いの恋が成就するわけもなく、ジョンを好きだと思う反面、つらいばかり。
しかし、ジョンに本気で求婚され・・・。
王道シンデレラストーリーですね。ロンドンの貴族ではなく、アメリカの資産家ってところがちょっと新しいのかも?
実は30代中盤と10代後半とかで年の差カップルなのね~。
なんかこう、よくある「俺をひっぱたいた女はお前がはじめてだ」みたいなヤツです。まぁ、ありがちです。 -
麻木先生には珍しいヒストリカル。
ヴィクトリア時代が華やか。
メイドもの。
流し読みで、精読はしてないけど。