王立学校秘恋物語: 愛しき男装令嬢 (ティアラ文庫)

著者 :
  • フランス書院
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829666197

作品紹介・あらすじ

初恋の彼に近づくため、男になりすまして女子禁制の学校に入った貴族令嬢アミリア。憧れの公爵令息は美少年を集めて淫行に耽る男色家の不良!?ショックだったけど、いつしか彼とは親友に。二人で剣の稽古に汗を流し「男同士」としての友情を深めるなか、突然のキス-愛の告白。女だと知られては恋どころか友情まで壊れてしまう!困惑をよそに「お前を抱きたい」と求められて!?-。

感想・レビュー・書評

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  • 男装の令嬢。BL風TL。性別隠してるので、初Hがアニャルとかどんなヒロインだよ笑。入れ替わった双子の弟は女装して性別を隠し、こちらはゲイの皇太子(だったかな)とハピエンw設定が面白くて萌えた。

  • Γ変なの。これで良いんだ?」と始終思いました。

  • 【エロ注意】嫁ぐ前に一目惚れした相手に会いたいと、双子の弟と入れ替わり、女子禁制の学校へ潜入。
    しかし、想い人は遊び人の男色家で!?

    女ゆえに騎士の夢を諦め、家のため嫁入りするアミリア。
    家を継ぐことを期待されながら、夢の為にそれを拒み、遊び人の男色家を演じるグレインロード。
    剣を交わし、お互いを認めあっていく。

    交換期間が終わり、どうするのかなと思っていたら、まさかの展開ww
    隣国の王の真の思惑とか、王子の態度とか納得。何それ的展開がうまくまとまってて逆に凄いしおもろい。
    対等でありたいと願うアミリアに、好感が持てる。

    けど乙女ものでこれアリなのかww
    人によっては地雷かも。正体隠すゆえに男×男な感じになるのは男装モノの醍醐味の1つだけど、BL風味どころかがっつり味がする(笑)

  • この作家さんでBL本を探していたんですが
    男装というキーワードに惹かれてw
    あんまりティアラ文庫は読みませんが
    今まで読んだ中では設定が一番しっかりしてました。

    男女ものが好きな人には疑似BLのような話なので
    地雷のような気もします。

    中盤、話の中で八方塞。どうするのかな?と思ったら
    案外パズルのように綺麗に収まった。

    冒頭のエロからって定番なのかな?たまたま読んだのが
    そうだったのか。びっくりするw普通に始まって欲しいものですなー。

  • 設定は面白いですね。
    犬飼さんのお話は好きです。でも、ちょっと好みからは外れたかも。

  • 乙女ノベルでヒロインの初体験が後ろってそりゃないだろうww とは思ったけど、まあ、BLスキーな人にはさほど衝撃的ではないのかもしれない。個人的には私は楽しかった。
    ただ、これをこのレーベルでやるのはどうよ? と思う。乙女系の人って、こういうの拒否反応あるんじゃないかなぁ。
    あくまでも私は平気なので、この評価。女とバレないあたりがすごいと思う。

  • 密林評価は、乙女小説読者からすこぶる評判が悪かったようだけど
    私は楽しくBLを読めるからなー。
    どんな展開で帯のセリフが、そして冒頭のシーンになるのか
    とても興味があったので、先の展開をあれこれ想像しながら楽しく読んだ。

    男女の入れ替わり。
    姉は男装して弟の学校に愛しい男を追いかけて潜入し、
    弟は姉の留守に女装して、姉の婚約者(男の親友)の元へ赴く。
    これ、レーベルの色というか同じネタをビーンズで書いても、
    ここまでねっとり濃厚にはならないんだろうなー。

    恋しい男に、女だと、男の親友の婚約者だとバレてはいけなくて
    いつどんな風にその事実が明かされるのか、その興味から一気読み。
    16歳ぐらいだとそんなに骨格で男女差が出ないのかな?
    あーんなことしておきながらも、口から明かされるまで
    女だと気づかなかったのは「おい」どうかと思ったけど、
    姉弟とも一番いい方法で丸く収まったからよかったんじゃないでしょうか。
    これ、双子の弟を主人公にしたスピンオフをBLで書いてくれて思ったw
    まあ、読まなくても、これだけで大体想像できちゃうけど。

    密林評価の「BLも楽しめる人じゃないと楽しめない」ん話なんだと思う。
    この作者で前に読んだティアラ文庫『ローズトリニティ』よりは好きー

  • 主人公のアミリアは女性で相手のグレインロードは男性なんですが、内容は全く男同士のBLものでしたので、いくら男装の麗人であったとしても、私的にはダメでした。

    グレインロードは結構好みの顔をしてて、訳ありで愚直な男色男を装っているっていう設定はOKなんですけど、取り巻きの男に口淫をさせてたり、女性とも関係を持ったことがないということで、どう考えても女とばれるような設定にも気付かず、挙げ句の果てに二人の初Hがうしろ側って、ありえないです。胸の包帯の言い訳もそのまま信じてましたけど、あんなことまでしてて、気付かないって絶対ないと思うし。

    最後は女性とばれるんですけど、結局元の婚約者が男色で、自分の双子の弟も確かにそれまでの設定からオカマっぽいかもとは思ってはいましたけど、皇太子が弟をとるって、倒錯しすぎてます。

    この人の作品って、これまでも3Pとか身内間とかで、あんまり合わなかったんですけど、今回BLってことで、一層あわないのを実感しちゃいました。
    (こういうのは、別のところで書いてて欲しいです。)

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著者プロフィール

『不夜城のシンデレラ』がホワイトハート初作品。
現代ものからファンタジーまで幅広いジャンルを書き分ける。
竹書房、プランタン出版などで活躍。

「2013年 『料理男子の愛情レシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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