夜だけの女王 (ティアラ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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本棚登録 : 22
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829666364

作品紹介・あらすじ

女王と生き写しのエレナを待っていたのは、身代わりになって隣国の王子と夜の生活を営む役割。初夜で受けた甘い口づけ、愛の言葉、そして…。正体を隠している罪悪感を抱きつつ、王子との甘い夜に溺れるエレナ。昼と夜とで花嫁の性格が違うと気づきながら、愛が深まる王子。いつわりの結婚でもこの恋は本物。愛を貫こうと二人が選んだ運命とは-。

感想・レビュー・書評

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  • 貧乏貴族でただ顔が女王様にそっくりという理由だけで、親に売られて王宮に連れて来られ、女王の代わりに隣国の王子と夜の営みだけしろって、ずいぶんな女王様ですけど、女王の夫となるべくやってきたクラフトは意外といい王子様で、あのまま貧乏生活をしているよりかはよかったのかな。

    エレナとクラフトはいいんですけど、女王様のアデルとブラッドレーのお話はイマイチだったかなぁ。最初から勝手に王の愛人と決めつけて、愛人だったらちょっと楽しませてくれてもいいだろうとか、うーん、アデルがなんでブラッドレーに惹かれるのかよく分かりません。また女王なのにエレナに押しつけて逃げちゃうし、責任感ってのはないのかな?

    エレナとクラフトだけのお話でもよかったように思いますけど、二人分を入れるとこういう最後になるのかなって思いました。

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著者プロフィール

6月9日生まれ、双子座。雑誌「小説イマージュ」(白夜書房)1996年5月号に「一枚の遺書」を発表して、新人賞と第12回月間イマージュクラブ賞に選出され作家デビュー。以後、女性向け小説を中心に様々なジャンルで活躍中。主な著作は『スワンドール奇譚』シリーズ(エンターブレイン)など。

「2015年 『恋愛事件捜査係 担当官は恋愛オンチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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