禁断ロマンス童話: 王子様に従属 (ティアラ文庫)

著者 :
  • フランス書院
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本棚登録 : 78
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829666555

作品紹介・あらすじ

3人の王子×3人の姫――仁賀奈 超人気キャラがErotic童話に出演!

『腹黒王子と灰かぶり姫 -強制選択-』(『溺れるほど花をあげる』イレーネ×サヴァリオ)
花嫁選び中の王子様は私に夢中!? 優しい人と思いきや甘い罠を。狂わんばかりの独占欲で心も身体も拘束されてしまう!
『野獣王子と人魚姫 -従順初夜-』(『初蕾』彰久×鈴菜)
平安貴族に恋した人魚姫は期限付きで人の姿となり求婚されてしまって!? 結婚するため受けねばならない淫らな儀式とは?
『肉食王子と眠り姫 -禁断果実-』(『シークレット・ウェディング』クラウディオ×カタリーナ)
眠りから覚めない呪いをかけられた姫。解けるのは王子のキスだけ……のはずがキスだけでは終わらなくてもっと激しく!?

感想・レビュー・書評

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  • 短いお話が3つあって、どれも
    すごく面白かったです。
    私は一番最初の話が好きでした。

  • 童話のエロパロ。
    なんだかんだ言ってこの作者買ってしまうのは
    シチュが好みのツボを付いているんだよなー。

    ただ「~~しないで欲しかった」という文章でひっかかるのと
    ヒロインが致命的鈍感、ヒーローの腹黒っぷりが強調されすぎる、
    などの理由から次はもう買うまいと思うのです。そして懲りずに買う。

    鈍感主人公は好きだけど、この人のは白痴と言ったほうが正しい…。

  • どの話もよかった。
    またほかの話でも読みたい。

  • 作者既出の作品を童話でパロったセルフカバー短編集。既読の原作は初蕾のみですが、パロだけ読んでも面白かった。童話の王子は基本シルエットキャラクターなので、そこを本能むき出しの鬼畜キャラに置き換えるとこうなるって話の三本立て。

  • 過去の仁賀奈さんの作品のキャラが童話の主人公になって再登場です。
    珍しい短編集になってます。

    過去作はすべて読んだはずなんですけど、「溺れるほど花をあげる」なんてずいぶん前だったんで、すっかり内容を忘れてました。
    新作として読めましたけど、こっちのシンデレラの王子様もかなり腹黒ですね。魔法が解けてみすぼらしい格好になるかと思いきや素っ裸にしちゃったり・・・。なんでこんなに強大な魔法が使えるのに、イレーネを見つけるのに6年もかかったのかが謎です(^^ゞ

    人魚姫のお話は平安時代の日本の設定っていうのは、新しい感じがしました。過去作「初蕾」は、彰久の顔は好きでしたけど、性格が受け付けなかったんですけど、こっちの彰久は同じ腹黒でも鈴菜のことを純粋に好きな感じがして、過去作より好感が持てました。

    最後の眠り姫のお話は、過去作「シークレット・ウェディング」もおもしろかったですし、カタリーナが婚約者だと思っていたクラウディオが実は婚約者の曾孫だったっていう設定とかはよかったんですけど、寝ているカタリーナの純潔をさっさと奪ってたりってのは、ちょっと鬼畜過ぎるかなぁって思いました。これは過去作の方がよかったと思いました。

    あとがきで第二弾の構想も書かれてましたけど、もし出たら読んでみたいって思いました。

  • 過去作と同じ登場人物で、物語は童話(灰かぶり姫・人魚姫・眠り姫)というWパロディもの。
    本編を読んだことがあるのは2作品だけど、既読未読を問わずに楽しめる内容だと思いました。
    短編ということもあり、手軽に読めて良かったです。

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著者プロフィール

仁賀奈(にがな)
小説家。主にティーンズラブ小説、BL小説のジャンルを手がける。代表作のひとつ『シンデレラ・クルーズ』を刊行したフランス書院ティアラ文庫をはじめ、多くの出版社から著作を刊行し続けている。

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