宮廷舞踏会のシンデレラ: 王子様と秘めやかなレッスンを (ティアラ文庫)

著者 : 立花実咲

• プランタン出版 (2013年11月18日発売)

作品紹介・あらすじ

なぜ私に招待状が……。王宮の舞踏会に招かれた没落貴族の令嬢エレン。きらびやかな宮廷で素敵な王子様に気に入られ、ダンス教師に指名されてしまう。「あなたの感じてる顔も見てみたいな」耳を、胸をくすぐる唇。甘く肌を吸われると身体から力が抜け――。私を招いてくれたのは彼なの？　秘め事に蕩けつつ、気になるのは王子の本心。不安を感じ始めた時、熱烈な求婚の言葉が!?

感想・レビュー・書評

[pinkfloraさんの感想 · 2013年12月23日]

前回のキャラクターが個人的にツボだったので、作者さんの本を購入してみました。前回とはまた全然違うけど、王子のキャラクターがこれまた萌えました。年下王子の腹黒さは半分くらいであとはワンコ系のような気もしました。楽しく読めました。このぐらい甘々なハッピーエンドがやっぱり気持ちいいな。

[うらこさんの感想 · 2013年12月21日]

王子様のイラストはいいのですが、エレンのイラストがちょっとイメージと違っていたかなあ。20歳を超えている割には顔が若すぎるというか。

最初エレンとルイスが出会って、次にルイスがダンスの家庭教師としてエレンを呼ぶまでに1年もかかってたのはびっくり。その間なかなかエレンを見つけられなかったのかと思ってたら、実はとっくに見つけていてストーカーもどきで遠くから見つめているだけだったってのは、その後の展開からすると、ちょっと違和感を感じました。

腹黒という割には、あんまり根回しは上手じゃないのか、周囲にはバレバレだったように思います。

周りはいい人ばかりで、陰謀話も何もなく、単にエレンが身分の差で王子の求愛を拒んでいたり、お互いに勘違いですれ違いって感じなお話で、先が読める感じです、

個人的にはローナとライオネルの話も見てみたいかなって思いました。

[なのさんの感想 · 2021年4月12日]

Kindle Unlimitedにて。
ヒーローがもっと早く好意を伝えていれば……！ヒロインもあんな土壇場で逃げ出すくらいなら舞踏会にいかなければよかったのでは？と思ってしまった。あと、当て馬的なポジの王子がほんとさらっとしか出てこない、王子の弟とその婚約者になる子も影が薄くて誰が誰だかわからなくなった…

[shrimp7さんの感想 · 2015年6月16日]

爵位を失いかけている伯爵家の一人娘エレンと、王国の次期王である王子ジェラルドとの甘いシンデレラストーリーです。
二人の出会いも、宮廷舞踏会でお互い名前を偽ってというもので、ロマンチックです。

頻繁に出てくるダンスシーンがきらびやかです。
特に、奏者もいない所でたった二人きりダンスを楽しむ場面は、とても弾んでいながら甘い空気でどきどきさせられます。
ダンスが得意なエレンが家庭教師として王宮で王子にダンスレッスンをするシーンでは、エレンの心境が切ないためまた別の意味でどきどきします。
ヒロインより２歳年下の王子ジェラルドは、少年のようにまっすぐな言動をする一方、なかなか計算高いヒーローです。
ラブシーンでも変わらずまっすぐな言動で、躊躇いもなく直接的な表現をすることでもエレンにちょっと意地悪をします。
ヒロインが王子に転がされている様子は、少しハラハラしつつも楽しめました。

ヒロイン目線が軸となり物語が進んでいきますが、時々合間にヒーロー目線でのお話も入るので、こちらが焦らされることなく王子の心境も分かって良かったです。
脇役ではあるものの、エレンのお世話係のローナも明るく可愛らしい侍女で、物語の合間に癒されます。

[conatuさんの感想 · 2015年5月22日]

内緒の恋、って感じのお話です。
抜け道を抜けて秘密の部屋へ…というちょっとした逃亡劇のようなシーンがあるのですが、ここがとってもいいです。主人公のドキドキ感と、背徳感。そして王子様の甘さがたまらないです！
偽りの身分でお互いスタートしているので、その嘘が後々にヒロインの罪悪感を生み、かつ本当にこの人は、あの時恋に落ちた人なのか？いやきっとそうだわ、でも…という、ヒロインの困惑。
身分差というのも萌えるところです。かたやお金のない貴族。かたや国の後継ぎ…愛妾としてこの人は自分をそばにおいておくつもりなんだろうかと思い悩むシーンは切ないです。
こちらのヒーローは当初甘いキラキラ系の王子様かと思いきや、わりと腹黒王子でした。笑
ただ甘甘々と愛を囁くよりは、ちょっと意地悪だったりするところが、とってもよかったです。
全体的にはダンスシーンやお茶会など華やかなシーンが多く、憧れてしまうような世界観。
脇役のラブストーリーも読んでみたかったです。

[taremimiusagiさんの感想 · 2015年5月21日]

イケメン年下王子との甘いラブストーリです。ヒロインとヒーローは早い段階で相思相愛になるので、スムーズにお話が進みます。ドキドキするような官能的なシーンが多く、とても楽しめました。挿絵のイラストも物語に合っていて素敵です。

[らめるんさんの感想 · 2015年3月9日]

【エロ注意】ダンスしてたら王子様に見初められて、ダンスの先生になって結婚する話。

一度ダンス踊ってすぐそこまで行っちゃうんだ？
恋に落ちた割に、再会は王子がもたついて一年後。
記憶喪失設定活かされてない感と、当て馬の当て馬感が雑すぎるような。
強引で結構手を出すことしてるくせに、肝心なところすれ違いというか。
ヒロインを絡め取りたいわりに、王子あまりその辺りの手腕がない印象。
もたついてるというか、すれ違いが微妙。

カラーの絵がエロくてよかったんじゃないかなぁと。

[momotterbotさんの感想 · 2014年9月28日]

身分差の擦れ違いものなんだけど
擦れ違うには理由が弱すぎる……あと王子が自信満々すぎ。

[感想さんの感想 · 2014年3月12日]

2014/03/12【古】　350円

雑・・・。
名前が安易すぎ
この著者の本は２冊目。（後作ほうがよかった）

主人公エレンの年齢が23歳と書かれてるのに、21歳になってたり凡ミスすぎ。
後半ダレるのはこの作者の特徴だろうか・・。
せっかくの伏線も雑に回収するので、つまらなく感じる。
ぶっちゃけ最終章はいらない。
無理やり押し込んだ感がある

登場人物
エレン：爵位はあるがビンボー　父と二人暮らし　趣味　裁縫　気が強い（設定だがそれほどでもない）シンシアと母の名前を語る　21歳→22歳になる

ジェラルド・ルイス・アルフォード：エメラルディア王国第一王子（アークライトと名前を偽る）　20歳

リリア：18歳　ダンスを教えている年下の女の子

ウィルフレッド：弟　第二王子　サファイア王国に留学

サイラス：サファイア王国の王子　（ライバルっぽく登場したがあまり意味のない人）　

結婚するまで王子は民衆に姿を見せない

お互い舞踏会に偽名を使い参加。
偽りながらダンスを踊る。
気の合った二人は、そのまま王子の秘密基地にて微エロ
1度ダンスをしただけでエレンは好きになる。
名前を偽ったまま別れる

1年後・・・22歳になったエレンは突然、王宮から呼び出される。
そこで再会。
王子は1年前のことは馬から落ちて記憶障害になってしまったため覚えてない。
（せっかくの記憶喪失設定だったのに・・・生かせてないんだな。忘れてる設定なの忘れてないとか、説明が曖昧過ぎてどこまで忘れてるのかよくわからない。）って嘘をつく。
王子だと明かし婚約発表するまでの期間ダンスの先生になってくれとエレンに依頼する。
給料もいいし、了承する。
初日。レッスン終了後　微エロ（挿入なし）のち帰宅。
翌レッスン日まで貢物や恋文が届き、一言文句を言ってやろうとレッスン日に王子に詰め寄る。
そんな怒った顔もカワイイねと微エロ、あめ玉をアソコにいれダンス。
耐えられなくなり終了後、素股。
翌日起きると、王子は「記憶障害は嘘なんだ」（あっさり伏線回収）と告白。お互い嘘をついていたから同じだろ？的な。そのことがありエレンは王宮には来ないと誓う。
サイラスにジェラルドはリリアと結婚すると吹き込まれる。
泣いてるエレンを目撃し怒ったジェラルドはサイラスと決闘、戦争寸前！
（重大なことなのにサラッと書かれてる。）

お部屋で告白。お互い好き合ってると知る。
でもでもリリアと結婚するのに、でも気持ちを隠すなんてできない、せめて一晩・・・エロ　処女喪失。

婚約発表当日。
エレンとジェラルドはダンス。
その時にジェラルドに後で話があるといわれるが、怖くて逃げ出すエレン。
見つかり、お互いの誤解を解く。
（リリアは弟のウィルフレッドと結婚する）

突然謎の設定
エメラルディア王国は夫婦の契りに承認が立ち会うことになってて初夜を迎えたことを証人によって確認される。（この設定いるか？？？？？？？？？）

結婚式
エロ
（ここで終わればいいのに・・・・）
最終章
なんか意味のないシーン→エロ→ハッピーエンド

ローナ（侍女）が好きなライオネル隊長
なんかの伏線か？？？？？？？と思いきや、なんも関係なかった

王子　年下　俺様　強引　処女　素股　異物混入（媚薬キャンディー）

微エロ（性行為なし）3回
エロ　（性行為あり）3回


絵
キレイだと思う
いい意味でカラーと白黒の絵が違う
白黒のがキレイ。

著者プロフィール

2011年に作家デビュー。著書は「フラチなボディガード」(発行：プランタン出版)、「騎士団長と『仮』新婚生活!?」（発行：ジュリアンパブリッシング）など多数。乙女系シナリオライターとしても活動している。

「2018年 『社長といきなり新婚生活!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」