略奪婚: ケダモノ王からここまでミダラに愛されて!? (ティアラ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829667316

作品紹介・あらすじ

攫われ、奪われ、結婚させられて!?
大国の王ラーシュに組み敷かれ、
熱い舌で肌をなぞられ、敏感な突起を刺激され
――夜ごと淫らに作り替えられていく体。
「お前の体は淫らで、かわいくて――いい子だ」
荒々しい態度の中に一途な想いが見え隠れして、甘く揺らぐ心。
こんなに私は愛されているんだ……。
気付き始めたとき、元婚約者が現れ、一緒に逃げようと囁かれるけれど……?

感想・レビュー・書評

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  • 略奪婚というタイトルではありますが、さほどドロドロした雰囲気ではなく、口達者で強かなヒロインが周囲から恐れられている絶対王者のヒーローをうまいこと飼いならしていく話でした。
    紆余曲折はあれど、ヒロインが過剰に傷ついたり泣いたりすることもなく幸せになってくれたのが良かったです。
    後味の良いお話でした。

  • サブタイトルに「ケダモノ王」とありますが、あんまり「ケダモノ」って感じはしなかったです。
    3つの国の会談のときに、同い年の王太子2人に気に入られた、聖なる国のユリアナ。
    片方は優しい王子様クリスティアンで、片方は好きな子には意地悪したくなる王子様ラーシュって感じで、当然ながら幼いユリアナの気持ちはクリスティアンの方に。

    それから8年。
    それぞれの国の関係も変わってしまって、ラーシュの国に対抗するためにユリアナはクリスティアンに嫁ぐことになったのに、その輿入れの途中でラーシュに掠われてしまいます。
    最初はユリアナはラーシュを嫌ってましたけど、ラーシュといるときは、優等生のユリアナの仮面を外してるってのに気付いて、だんだんラーシュを好ましく思っていくって感じです。

    ラーシュは8年前からユリアナを好きでいて、ずっとユリアナに求婚してたのに断れ、ユリアナがクリスティアンとの婚礼を整えているって聞いたら、いてもたってもいられなかったんでしょうね。
    やったことはひどいですけど、掠ったユリアナに対する態度はべた惚れで、ちょっとニヤニヤしちゃうときもありました。

    ただ、クリスティアンが最後ぼろくそにされてましたけど、ちょっと彼がかわいそうになりました。
    彼もユリアナのことがずっと好きでやっと結婚できると思ったのに、横から大国のラーシュに掠われてしまい、しかもユリアナもラーシュに惹かれてしまっている。
    不憫です。
    彼にも幸せがあればと思いました。

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著者プロフィール

2009年より、ブログ「ひよりごと」をスタート。 白を基調にした美しいインテリア、ディスプレイ、モノ選びのセンスなどが多くの方から支持され、ブログランキングでは常に上位。暮らしを維持するための収納法や家事術なども注目され、さらにはブログで紹介したものがあっという間に売りきれるなど、その影響力は絶大。雑誌をはじめとする多くの媒体で取材されることも多く「家をもっと好きになる」をコンセプトに、現在もブログを更新中。著書に『ひよりごとの見せる収納/しまう収納』などがある。

「2017年 『後悔しないモノ選び 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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