いとしの未来くん (Canna Comics)

著者 :
  • プランタン出版
3.53
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本棚登録 : 340
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829685464

作品紹介・あらすじ

未来くんは、僕の恋人。


「よく言えば純粋、悪く言えば馬鹿」
親友の日平からそう評され、誰にでも優しく、人を疑うことを知らない未来くん。
そんな彼が、同性から告白され付き合うことに。
心配する日平をよそに、未来くんは恋の甘さと辛さを知っていき……。

"いとしい"ってどんな感情? 心の繊細で柔らかいところに触れる、吉田ゆうこ初の長編作。

感想・レビュー・書評

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  • 結構先生の作品の中で癖のある作品かも
    吉田ゆうこ先生が大好きな方は好きそう(主観)

  • 純粋なのか、アホなのか、惚れやすいのか、流されているだけなのか・・・
    っていう未来君はなぜか男の子にモテるらしく、
    結構引く手あまたに声をかけられて、ふらふら~っていって、別れて、泣く。
    友だちである日平は横にいて、もやもやしている・・
    って話。

  • 未来くん、胃が痛くなるくらい、ぐうかわ。

  • 相手の好きと自分の好きは必ずしも一致するものじゃない、し、一致させなければならないのかな?えっちができるほどの好きの大きさは人によって違うの…?透明な水のように純粋な未来くんを通して考えさせられる。幼なじみ日平は未来くんの純粋さを守ろうとして知らず知らずに疑う心を教えてしまう。繊細な心を描いた作品ってこういうのを言うのかな……BLというジャンルだけには収まらない感じ。

  • 愛しいとおもうこととはどういうことか、をなめらかに描かれていて読み応えがありました。主人公の未来くんがあれよあれよと間に3人のタイプが違う(本質的には自分勝手という点で似ている)男性とお付き合いするなかで、いい子の視点から、嘘や疑いなどのいわゆる大人の視点へ切り替わる転換期を、幼なじみの日平くんとの関係を通して描かれた作品です。急な展開には多少思うところはあったものの、最終話で日平が未来くんを表現するあたりから、こういうことか、と理解できました。誠実さとやらしさを軸に、人を大切に想う事の、作者なりの考えが伝わってきて、面白い作品でした。

  • 未来君はいつでも相手に向き合ってちゃんと恋をしていた。たまたま相手に恵まれず、最終的にずっと見守ってくれていた幼馴染みの日平と結ばれたけど、これは未来君が幸せになるための物語っていうより、日平に都合のいい話になってるよね。何はともあれ未来君が今度こそ幸せになれそうでよかった

  • なんかスッキリする感じがしなかった。未来くんがいろんな人と恋をして傷つき成長して、最後はいつも近くにいて未来くんの事を本当に大切にしてくれる日平の存在に気づきハピエン❤ なのはいいのだけど… もちろん未来くんは、自分で一生懸命相手の事を考え行動していると思う。だけど、なぜだろうもやっとするものが残った…

  • Okay I know this is a Japanese site but I write better in English.
    I really loved this book, Mirai kun is an easy going kid and he just accepts people's confessions regardless of who they are, he's been heart broken so many times but he never realized that his bestfriend was always there looking out for him.
    I got so angry and sad when Mirai kun lost his virginity to the person he loved but that person turned out to be just a guy that's wanting sex...
    I can totally feel how Mirai was feeling that time :(

    I think this is a good book, the style might be slightly different from the usual BL and the characters might kinda look the same but it's a nice book. I would recommend it for everyone.

  • よく言えば純粋、悪く言えば馬鹿。
    未来くんと4人の攻とのお話。短編でもいけそうだけど、長編だからこそ未来くんの感じる虚無感が得られるかと。田中が居なくなった時は泣くかと思った…。事故ったり、痴漢にあったり都合いいとこもあったけど。
    相手を責めることも出来なくて、でも教えられた快楽に背くくとも出来なくて…本当に馬鹿だと思う。日平がいてよかったねって皮肉ってやりたくもなる。でも幸せになってほしいって思えた作品でした。

  • 受け(未来くん)に対して攻めが変わります。最後はハッピーエンドだけど、その本命に至るまでにに受けの心も変わります。

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