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- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829685839
作品紹介・あらすじ
捕食であり、性愛ではない。
なのに、その血は毒みたいに甘かった──。
吸血鬼と人間が共生する世界。
弥生はクラスメイトである純血の吸血鬼・千歳に淡い想いを抱いていた。
その想いを見透かされ迫られた「行為」。
丁寧に舐めて吸って、優しく抱くそれを彼は「食事」と呼ぶけれども──。
感想・レビュー・書評
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全体的に色っぽい作品
攻めは人間=食糧としか見ていなくて冷たい冷酷な雰囲気
受けの弥生は攻めの千歳に淡い想いを抱えていて、たまたまた血をあげるようになり同時に味を良くする為の食事前の交尾
でもやっぱり食糧ではなく特別な存在になりたいと思う
特別な存在になれないから血を与えるのも最後と距離を置く、切ない
離れてから弥生が妙に気になっていつの間にか食糧から大切な存在になっていると気づいて気持ちを伝えるシーンが本当に好き、素敵すぎる
受けの喜ぶ顔が見たくて人間に優しくしてる攻めが健気でかわいい
本当に美しい作品
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人間と吸血鬼が日常的に共存する世界。食事の相手には不足しない純血種の美しい吸血鬼千歳は同級生弥生の血の味が気に入ってしまう。弥生は快楽を与えられながらも食料としてしか自分を見ない千歳の特別になりたいと思い始める。
孤独でクールな表情しか見せなかった千歳が後半デレまくるのが楽しい。俺様無愛想な千歳だが妹杏奈は可愛らしい。
この話のあとに「ノラ猫閣下の美しい人」がありますがネコ目線で一組のカップルの悲喜こもごもを描いててとても素敵。
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