- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829685945
作品紹介・あらすじ
【BLアワード2017 ディープ部門2位】
大注目新人による話題作の下巻がいよいよ発売!!
人間×サイボーグBL
進藤が勤める会社では、とあるモノが造られている。
それは、少年の身体を改造した
セックスの為のサイボーグ。名前は聡夫。
試作品である聡夫の世話を任された進藤は、
最初は嫌がるものの世話をしていくうちに
サイボーグではなく一人の人間として可愛がるように。
そして、彼を救いたいと思った進藤はある決意をする――。
感想・レビュー・書評
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フェティシズム欲張りセットな造形のセクサロイド調教→同居モノ。庇護欲と支配欲の混乱と、良心の防波堤としての禁欲がスリリング。改変された常識を担保する端役の言動がやり過ぎないくらいの絶妙な気持ち悪さでバランスいい。匂わせることが一切ないからこその不穏な幕引き。
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上巻は薄め、下巻は厚めです。あの内容でこのページ数あるのか……。着地点がよくわからない。続編があるみたいです。
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なんかすごい世界観でコメント出来ず。
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こうやって2人の生活がずっと続いていきますようにと願わずにはいられない。ほのぼのとした風景が描かれるなかこんな出会い方をしてしまったけれどそれをどうすることもできないという切なさがずっと漂ってて複雑な気持ちになる話たった。
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後半、としおさんの行動範囲がどんどん大きくなってきて、それでも進藤への想いは変わらないところが良い。
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セックスの為に生身の身体を改造されたサイボーグ としおと、スタッフの進藤のお話の下巻。
前半、としおを物扱いするヤツらに、吐き気がする程の嫌悪感を抱いた。
後半、進藤がとしおを引き取ってからはほのぼのしてて、可愛いんだけど、やっぱり人一人の人生を玩具にする倫理観の無さが根底にあって、素直に楽しめなかったな。
恋人としてはまだまだだけど、どうかとしおがずっと幸せでありますように。 -
しあわせとは にんげんとは
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最初はどうしてもふたりの未来のことが頭を過ぎってしまい、時折しんどい気持ちになりながら読み進めていたんだけど、でも、どんどん出来ることが増えていき進藤以外の人とも接しているとしおさんを見ていると、未来のふたりも幸せに過ごしているんじゃないかな〜と思えてきて泣いた