縁側ごはん (芳文社コミックス)

著者 :
  • 芳文社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832232013

感想・レビュー・書評

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  • 亡きおばあちゃんの残した平屋に暮らすキー坊。そこに友人、姉、中学生が出入りし、「食事」を軸に紡がれる春夏秋冬のエピソードは、のんびりした雰囲気が心地よい。
    食を描いてるとはいっても、王道のグルメまんがというほどではないので、そのユルさが丁度いいかも。力が入りすぎていないというかね。思い立ってお菓子の家を作ってみたり、飼い猫を探しながら猫まんま食べてみたり、幾種類かのスープの余りとクリスマスケーキという混沌とした朝食に、年末の師走のごった煮感を重ねてみたり。なんてことない出来事の積み重ねが、幸せだなと思う。
    「どこで、誰と、何を食べるにしても、とりあえずたのしくいたいなあと日々思います。
    皆さんの毎日が、どうかおいしくゆかいでありますように。」
    そんな河内さんのあとがきが、ささやかな幸福感を更にあったかいものにしてくれる。

  • 日常の中で食べること。
    食べることは日常であること。
    漫画の中で、本来「食べる描写」は必須ではない。記号としての表現がほとんどだが。
    この作品は「食べること」を、何気ない日常のエピソードとともに描写する。

  • 和んだ…… が、下記の抜粋の通りに(笑)



    「貴重な休日が大半ひるね …切ない」

    「だらしないクリスマス
    書きかけの年賀状
    納まらない仕事に大そうじ
    師走は ごった煮だ」

  • ほのぼのとした、いわゆるごはんを作るやつではなくごはんのある風景って感じ

  •  ばーちゃんの遺してくれた家に一人で住んでるキー坊が、ご飯作ったり、お菓子作ったりしてるお話。
     毎回いろんなのに挑戦。

     キー坊は、ちょっと掴み所のないような、風変わりにも見える人で、お話自体は、特に大きな事件が起きるわけでもなく、淡々とした日常風景。
     でも何か惹き付けられる。

     キー坊以外のキャラ、みんないいんだけれど、お姉ちゃんが言葉遣いが乱暴で、それにキュンとなる。

  • きれーなことを手頃に

  • のほほん。癒し系。ご飯ネタは薄い感じもする。絵が好きだから構わないんだけど。かわいいし。

  • 癒やされる一冊。

  • おなかがすくマンガ。
    まったりとした時間が流れていて、ゴハンっていいよなぁと思う。

  • あっさり読める。
    雰囲気が好き。
    つらいことはなくほんわか幸せな世界。

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著者プロフィール

東京都出身。2001年、「アックス」にて『ひねもすワルツ』でデビュー。2009年、一挙4冊を刊行したデビューコミックスフェアで注目を集める。2012年、『夏雪ランデブー』がテレビアニメ化された。主な著書に『関根くんの恋』『ケーキを買いに』『文房具ワルツ』『リクエストをよろしく』など。現在、「Kiss」にて『涙雨とセレナーデ』を連載中。

「2022年 『涙雨とセレナーデ(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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