解体屋ゲン 1 危機一髪爆破解体編 (芳文社マイパルコミックス)

著者 : 星野茂樹

• 芳文社 (2012年1月16日発売)

感想・レビュー・書評

[杉浦印字さんの感想 · 2012年1月23日]

地味なようで爆破のカタルシスもある、痛快人情娯楽活劇。長期連載といえばマンネリ化が怖いけど、そこに工夫もあるそうで続きが見たくなる。

[康芳英さんの感想 · 2012年5月4日]

五友爆破株式会社のメインメンバー初登場回などを収録した週刊漫画TIMESでゲンさんを追いかけたい人にぴったりな入門編。しかしこうやって初期の頃の話を読むと、「解体屋」というタイトルとは正反対にゲンさんを大黒柱とした大きな家が出来上がっていく、そんな感じの作品なんだなあと実感する。だから無理な話ではあるけどやっぱり1話から全部読みたいので全話収録する単行本発売しないかなあ。取り敢えず今回のコンビニコミック版は続刊も出そうな感じなので次はヒデが漢を見せる話も読みたい。

[花みつ（花とみつばち）さんの感想 · 2012年2月26日]

「本格ガテン系漫画　待望のベストセレクション！！」と表紙にコピーが躍るいわゆるコンビニ文庫。コミックスは昔1巻が出たっきりだったので週刊漫画タイムス掲載単行本未収録分が読みたくて購入。パチンコになった紹介記事を新聞で読み、爆破解体のスペシャリストの主人公、ゲンさんのガタイの良さとヘルメット＆作業服姿にグッと来たのでコミックスを手にした。週刊漫画はノーチェックなので続刊でないかなーと思ってたのだが、やっと読めた。全話収録じゃないのか。ストーリー（ガテン系お仕事漫画）と人情話風一話完結スタイルはいいのに、絵柄は女性キャラが取ってつけたようなお色気要員なのにイマイチｗ。ゲンさんがイカスので許すが。