図書館の主 5 (芳文社コミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832233478

感想・レビュー・書評

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  • オーナーの過去の話はちょっと面白い。
    御子柴の学生時代や人となりが少し見えるのも良い。

    何故私設図書館に行くのがネガティブなのかは
    正直ピンとこない。
    司書の能力を生かして働いているのは同じではないのだろうか。

  • ・理沙ちゃんが行方不明。たまたま出会った伊崎が聞くところによるとパパを探しているのだとか。
    ・夫が書いたはずの本を探す老女。
    ・オーナーの昔の話。《この私が何もしないで家に入るなんて社会全体の損失だわ!!》p.84。女性の社会進出に否定的な人がまだ多い中、イライラしつつも様々な生き方があることを知る。『十五少年漂流記』がメイン。
    ・御子柴の学生時代を知る竹花がたまたまタチアオイ児童図書館にやって来て苦言を呈する。


    ▼タチアオイ児童図書館についての簡単なメモ(一巻目から累積)

    【あしながおじさん】金子にとって思い入れのある本。彼女いわくジュディは18歳でけっこうな年齢だった。個人的には中学生だったある早朝4時頃からたまたま読みはじめてけっこう面白くて一挙に読み終えた記憶がある。巻末の「図書館通信」でウェブスターがマーク・トウェインの姪だって初めて知った。
    【足立さん】夫が生前に書いたと思われる本「えのころぐさ」を探している。
    【阿藤】夏夜の友人。自衛官。
    【伊崎/いさき】谷岡書店の書店員。児童書担当。本を説明するとき熱くなり暴走しがち。勝手に御子柴をライバル認定していた。絵本作家志望。
    【板谷夏夜/いたや・かよ】児童図書館の元気な女性司書。司書の資格は持ってなくオーナーが気に入って図書館に勤めることになった。どうやら元自衛官のようだ。
    【うた時計】新美南吉の作品。二宮が読んだ。
    【えのころぐさ】猫が変身して平和を守る冒険活劇。作者は足立邦明、出版社は加茂蔵出版。OPAC(図書館のオンライン図書検索システム)でもネット検索でも出てこず自費出版か元々存在していない本と思われた。足立夫人が夫の死後探している。
    【貝の火】宮澤賢治作。夏夜に因縁のある本。《泣くな こんなことはどこにでもあるのだ それをよくわかったお前は 一番さいわいなのだ》
    【桂】→津久井桂
    【金子】宮本の部下。シングルマザーだが娘を使って宮本にアプローチをかけている。後にみずほの恋を応援する? 後に伊崎と高校の同級生だとわかる。二人はさらに接近していくことになるのか?
    【金子理沙】→理沙
    【夏夜/かよ】→板谷夏夜
    【神崎翔太】→翔大
    【神田みずほ】→みずほ
    【クリス】吉川父が連れてきた少年。日本に来て以来少し狂暴に? どうやら翔太となら言葉は通じなくても意思疏通ができているようだ。
    【クリスマス・キャロル】御子柴が幼い桂にあげた本。
    【けい子】小手川オーナーの高校時代の友人。かわいらしい感じ。
    【高坂/こうさか】谷岡書店の書店員。熱くなりがちな伊崎のフォローをしているやさしげな男。目が筋。
    【高坂正義/こうさか・まさよし】→正義
    【幸福の王子】御子柴が子どもの頃に読んだ。
    【小手川葵】児童図書館のオーナー。品がよく茶目っ気のある老女。一流企業小手川グループの会長。
    【相模原】御子柴や竹花が司書の講義を受けた教授。
    【佐野大樹】→大樹
    【サムエルソン 経済学概説】小手川オーナーが高校生の頃借りようとしたが図書館になく、もめているところを幸雄に仲裁され、そこ本を貸してくれた。
    【司書資格】個人的にも司書資格を持ってはいるが、仕事内容は資格を持っていなくてもそう時間をかけなくてもできるようになっていくものだとは思う。ただ、資格を取るための勉強の中で特に考え方などの面で得るものは多かったと思うし、この資格を取ろうと思うこと自体がある種のラインとなって図書館の中の人を形づくっていくと思う。
    【十五少年漂流記】小手川オーナーが高校生の頃、幸雄に勧められ読んだ。日本でもサバイバル教育すればいいというのが最初の感想。突っ込みどころはいろいろあったが登場人物それぞれに感情移入はできた。その中で自分に似ていると思ったのはゴードンか、ドノバンか。
    【翔太】神埼翔大。活発な小学生。御子柴をキノコ頭呼ばわりする。父親は新聞記者。「翔大」って字やと思ってた。
    【少年探偵団】翔太がしばらくハマっている。
    【杉下真奈】→真奈
    【大樹/だいき】小学生の頃よく図書館にきていたけど中学生になって来なくなった。友人の正義と本の中に手紙を隠すスパイごっこをしていた。
    【宝島】神埼翔太が読んでかなり熱中した。
    【タケシ】神埼翔太の友人。
    【竹花由多加/たけはな・ゆたか】御子柴が司書資格を取る講義を受けていた頃の同級。
    【タチアオイ児童図書館】舞台となる私設図書館。小手川葵がオーナー。古い公民館を改築した。
    【谷岡書店】伊崎や高坂が勤める書店。タチアオイ児童図書館が本を仕入れている。児童書が充実している(伊崎のおかげ?)。
    【津久井桂】桐ヶ谷高校児童文化研究部の3年。黒髪ロングの美少女。実は御子柴の妹。なにやら軋轢があるようだが?
    【徳間】御子柴が子どもの頃に行ってた図書館にいた年配の口うるさい男性司書。トクさんと呼ばれていた。
    【敏子】けい子の姉。
    【朋ちゃん】御子柴が子どもの頃に行ってた図書館の女性司書。
    【取手/とりて】宮本の旧友。
    【西野】森下の後輩。児童文化研究部の新入部員の一人。母親が読み聞かせなんかをやってたらしい。
    【ニルスの不思議な旅】吉川ママが読んだ。
    【長谷川】子どもの頃空襲で死んだ友人の雄三が読んでいた小説を探していた老人。
    【星の王子さま】なるほど「君の膵臓を食べたい」はもうひとつの「星の王子さま」やったわけか。
    【本】《お前が本を選ぶんじゃない 本がお前を選ぶんだ》1巻目の名言。
    【正義】高坂正義。本屋の高坂の息子。見た目そっくりだがそう言われるのを嫌がる。
    【真奈】図書館によく来る小学生。神埼翔太と同じクラス。翔太はどうやら意識しているらしい。なぜか御子柴のことが好きみたい。
    【御子柴】主人公。児童図書館の傲岸不遜でクールな男性司書。メガネのキノコ頭。図書館の本のことなら何でも知っている。
    【みずほ】神田みずほ。児童図書館の司書。メガネで髪の長い女性。内気でおだやかっぽい。読み聞かせ会では癒し系の話が得意。どうやら宮本のことが気になるらしい。
    【宮本】ゲロ吐いた公園のそばにあった児童図書館に入ったサラリーマン(課長)でなぜか常連となる。主人公というか狂言まわしというかそんな立場。優しい性格。金子情報によると実家は金持ちだとか。いずれその話もあるか? はまるとズブズブいくタイプ。バンドやってたという黒歴史を持つ? あれ?一巻の時点で二宮って名前やと思ってた。ので訂正。
    【森下】桐ヶ谷高校児童文化研究部の2年生。ショートヘア。クリスマス会のパネルシアターを仕切る。その後新入部員への対処に悩む。
    【八田/やつだ】宮本の旧友。
    【幸雄】小手川オーナーが高校生の頃親しかった学生。図書館は勉強するところではなく本を借りて読むところだと思っている。『十五少年漂流記』を勧めてくれた。オーナーの前では猫をかぶって知的にふるまっていたが実は・・・
    【洋平】幼稚園児。夏夜のファン。《おねーちゃんはオレのなんだからベタベタすんなこのモジャモジャ!!》と伊崎に敵意。理沙ちゃんも好き。のちに桂のファンにもなる。末恐ろしい。
    【吉川パパ】玲央の父。ちょっと無愛想。最初睨まれたと宮本は感じた。名前は「ケント」と読むらしい。
    【吉川ママ】玲央の過保護ママ。過保護のあまり暴走しがちで宮本を悪役認定する。後に優しいママとなる。
    【吉川玲央】→玲央
    【読み聞かせ】タチアオイ児童図書館では、癒し系は神田みずほ、臨場感あふれる系は板谷夏夜でホラー系は御子柴が得意。
    【理沙】金子理沙。金子の娘。
    【玲央】吉川玲央。母親が厳しい。最初は「怜央」って字やと思ってたが。
    【ロバート=テイラー】クリスの父。吉川父の同僚。
    【若草物語】御子柴が図書館に入りたての神田みずほに勧めた本はこれと「赤毛のアン」。

  • えーと、葵さんいくつ? 学生運動の頃に、学生…。私よりひとまわり上くらいかなぁ。高度成長期に生まれているけれど、親が戦時中青春を食い潰されていた時代。今よりはるかに窮屈な。ああいうひとが実際にいたら、目だっただろうな。(2017-11-26L)

  • 『いないいないばあ』
    『大どろぼうホッツェンプロッツ』
    『怪傑鞍馬天狗』
    『海底二万里』
    『八十日間世界一周』
    『ホビットの冒険』
    『もこもこもこ』

  • 【あらすじ】
    「タチアオイ児童図書館」の名物は眼鏡キノコ司書・御子柴と、無敵(?)オーナーの葵さん。そんなオーナーにも悩める時代があって…!? 葵さんの過去編から、行きて帰りしチビッコの小さな冒険、御子柴の学生時代を知る人物登場と新たな物語が紡がれる第5巻。

    【感想】

  • 幸雄さんがかっこよくてだな…!
    その後とかもっと見てたかったなぁ

    御子柴の学友登場で過去や人となりが掘り下げられていくのかな?
    次巻が楽しみ

  • こじらせ司書が登場。6巻で何かおきるのかな?

  • 2016.10.29市立図書館
    37-38 理沙の冒険(前後)
    宮本の部下で伊崎と同窓のシングルママ金子母娘の話
    39 本の亡霊
    実在しない本を探す未亡人
    40-42 上を向いて歩こう(1〜3)
    未亡人の後日譚から図書館オーナー小手川葵の青春回顧
    43-44 仰げば尊し(1・2)
    御子柴の大学同期竹花の学生時代の思い出、御子柴がタチアオイ図書館の司書になった理由は?
    「十五少年漂流記」って筋は知っていても読んだことないなぁ…とまた芋づるが。

  • ⭕️

  • Kindle版を読むために再読中。
    おばあちゃんなのに異様にカワイイ葵オーナーの過去のお話。
    若い頃は美人なのに性格がかわいくなかったんだなーとw
    まあおばあちゃんになってもカワイイのは見せかけで、腹黒そうな部分の片鱗はチョコチョコ見せてますけどね。
    本が生き方、考え方をいい方向に変えてくれたんですね。
    そしてキノコの過去の話も。
    どうして児童図書館の司書になったのか。
    というところで6巻へ。

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