図書館の主 11 (芳文社コミックス)

  • 芳文社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832234673

感想・レビュー・書評

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  • 翔太くんの大人への一歩が可愛らしくて良かった
    児童書を卒業する日がいつか来るんだなぁ
    寂しいような微笑ましいような

  • 「男でまとめるのはやめてくれ。それはあんたの考え方だ」
    ときっぱり言ってくれるところが良い。
    自分に非がなくても、なんとかする気があるなら
    探しに行くべきだと思う。
    その内帰ってくる、向こうから謝るべき
    と思っているような旦那とはこの先うまくいかない気がする。

    おおかみ王ロボにブランカがなければよかったのでは
    というのも、ひとつの感想だと思う。

    司書教諭と学校司書の話が今後の前フリにもなっていた。
    自分の場合は学校の図書室には自分の読みたいものがなくて
    幼稚園くらいから市立の図書館に通い続けていたこともあって
    あまり学校の図書室を利用した経験がない。
    子供向けのものしかないからつまらなかった。
    自分の通っていた図書館は1階が児童用、2階が大人用で
    それまで階段のところで自分の本を借りに行く親と別れていたのが
    児童用のものをあらかた読んでしまって
    自分も一緒に2階に上がるようになったのがおとなになったようで嬉しかった。
    嬉しい気持ちの方が強くて、裏切るような気持ち、戸惑いはなかったけれど、いくつになっても児童書も読みたい時には読むし
    1階に通っていた時期のことはとても良い思い出だ。

    このお話の中に出てくる図書館のように児童書の近くに子供でも読める大人向けの本が置いてある
    というような造りではなかったけれど、今思えば親が司書さんの役割を果たしてくれていたのだと思う。

  • (2017-12-19L)

  • アガサ・クリスティー
    『いやいやえん』
    アーネスト・トンプソン・シートン
    スティーブン・キング
    マーク・トウェイン
    ミヒャエル・エンデ
    メーテルリンク

  • 「大人になっても児童書を楽しく読むことができる」が主体だったところから、今回は子供が大人へと成長していく過程で、自分がどんな本を読んだらいいんだろう、という逆の視点からのお話でした。

    人に本を選ぶことって本当に難しいなと思わされます。
    さすがは、キノコだな。

  • 宮本から翔太への言葉を自分にも言い聞かせたい。

  • なかなかおもしろいな。
    子供がオトナになっていく途中ってそうなのかもしれないですね~。

  • 学校図書館関係者として、面白く読んだ。
    子どもが大人になる過程を本に特化して考えたことはなかったなー。
    自分自身はいつ児童書から離れたのだろう。
    多分、中学校で読まない時期を経て、次に読んだのは一般書、というか、高校生のための100さつ的な、文学小説を背伸びして読んだ。太宰治やら、夏目漱石やら…。
    今となっては児童書にも、太宰治にも入れない。
    読む時期に読むべき本と出会うって大事だなー。

  • 最終巻かってくらい切ないんですけど。そいうえば児童書って意識して読んでた子供時代なんてなかった……けっこうさっさと高校生向けとか手を出してたし。

  • 今回はいろいろほろりとしたな。私もまだ大人になっていない証拠かもしれない。キノコ(御子柴)さんみたいな司書さんていないなぁ・・・。私も本のことをはなせる相手が欲しいなぁ・・・。

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