球詠 (6) (まんがタイムKR フォワードコミックス)

  • 芳文社
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832271173

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  • 梁幽館との試合が決着する巻

    スポーツ漫画で主人公属する弱小校が強豪校とぶち当たる展開は多いけれど、本来なら埋めようがない実力差をどう埋めて真っ当な勝負を成立させるかは作品によって違う。そして本作ではどちらの学校も堅実な野球をさせつつも奇策ではなく実力によってその勝負を成立させ、その上で新越谷がかつ展開にしているように思えた
    更にその実力勝負の世界の中で詠深だけは別の感覚を研ぎ澄ましていくのが印象的

    詠深だけは6回裏の負けている局面でも野球を楽しんでいる。それどころか勝てばこのような勝負を皆ともっと出来ると未来を楽しみにしてさえ居る
    既に見え始めた勝ちに心躍らせる吉川とは大違いだね
    中心となる詠深がそんな調子だから他のチームメイトも影響される。珠姫も詠深と一緒に成長したいと思い、いつも以上のバッティングを見せる
    その流れは新越谷逆転の流れを引き寄せ更にはエースピッチャーの中田を出させる展開は良いね

    でも、やっぱりその流れの中で一番良かったのはホームランを打った希かな
    自分の取った戦術が逆にチームを苦しめたのではないかと気落ちする芳乃を励まし、更には梁幽館に逆転しようといつもと打ち方を変えた希。まるで芳乃に捧げるかのように放たれたその軌跡は素晴らしいものが有るね
    打者としても投手としても新越谷を苦しめた中田を上回るシーンとしては最上のものだったんじゃないかな?

    最後は詠深と中田による直接対決。チームの雰囲気を向上させ、そして向上した雰囲気を一身に背負って最後の玉を投げた詠深。その直前に帽子に書かれた文字が見える演出は憎いね
    そして勝つチームと負けるチームが明確に分かれて……
    泣き崩れる梁幽館の中でキャプテンとして泣かずに後輩たちを励ます中田。だから、そんな彼女が泣けるのは誰も見てない場所だけというのは何とも寂しくなると共に彼女の強さを感じさせる描写だった

    そして次なる戦いは馬宮高校のわけだけど、これはあっさり終わってしまう流れなのかな?


    後、おまけまんがの百合的な尊さが半端なかったよ…

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