- Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
- / ISBN・EAN: 9784832284265
感想・レビュー・書評
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久々の、本仁戻節全開。本領発揮の1冊。きたわー。
青猫パパと早乙女の、古くは「李歐」、最近では「ブ
ロークバックマウンテン(この映画は物語的に役不足
だがまあいっか)」といった、長きにわたる美しい物
語に痺れます。総てを、なにもかもをあからさまに書
き込んでしまうような物語が如何につまらなく、下卑
ていて、露悪的なものであるか、この抑制の連続を語
る漫画を読んで皆よく思い知るがいい!! 一時期、
多分画材を替えて絵の印象を意図的に替えていたよう
に思うのですが(描線の強弱が抹殺されるロットリン
グ系で主線等が引かれていた)、やはりこの絵柄には
Gペンなんかの柔らかい線が似合います。果てしのな
い色気、そういうものが、出ますから。
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今は昔、若き男爵に恋をした伯爵家の御曹司がいた。探偵青猫の父・恵太郎男爵と社交界の実力者・早乙女英隆伯爵の恋物語他、放蕩児・鶯と早乙女伯爵の今昔物語、蜂王子刑事の大活躍を描いた探偵青猫シリーズ第5弾。
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第拾四譚 うぐいす
(早乙女×鶯) *鶯18才
第拾五譚 早乙女 其の壱~参
(早乙女×青猫恵太郎←父ですよ) *恭二郎3才
第拾六譚 水蓮鏡 上・下
*蜂王子メイン -
鶯と早乙女伯爵のエピ。若鶯、18とは思えない色気に彼のそれまでが伝わってくるような…。早乙女伯爵と猫パパの過去編も良かった!10年越しのピュアな恋に胸がキュンときた。見目麗しい二人の紳士が触れ合うコマが美しくて眼福。身の危険を感じてるパパとそれを察知してる早乙女の「先に死んだら」のやりとりが切ない。そして3歳猫さんの可愛さがハンパない!3歳にして猫さんは猫さんだった!そして蜂王子、ダイジョブか?(笑)
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謎解きもののくせに耽美すぎてよろめきます。
猫パパの無邪気で気紛れで一途なところがたまらない。あんな紳士に「君でなきゃダメだ」なんて言われたら・・・!
すごく綺麗にまとまっていて、このお話が一番好きです。
本当にきれい。ふたりが語り合う全ての言葉が美しい。愛と執着に溢れている。
青猫はあほなので、虎人にずっと叱られ続ければいいよ。
今回は早乙女伯爵(現代)がはっちゃけていた感じですが。
過去のあの美しい彼を返して・・・!! -
この人天才すぎて泣ける
蜂王子くんと結婚したいです。六巻いつかなぁ -
早乙女伯爵と青猫男爵の過去物語にきゅん。『僕のもう一つの席は空いてるよ、早乙女君』
それと、蜂王子刑事が催眠術にかかる話しの前編。最後のコマの蜂王子君がイカス。 -
お話のクォリティが、巻を追うごとに徐々にダウンしてるような…。好きなシリーズなので、第6巻では奮起していただきたいところ。
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この本がなければBLはまってなかったろうなあっていう罪な本。
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僕の指の上で君と間接キスをした