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- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784832921337
作品紹介・あらすじ
本書は、アメリカの政治と倫理の歴史に関する試金石を与える-。なじみ深いアメリカ史上の挿話がまったく違った表情を見せる。それは、私たちの時代に解決を迫られているヨーロッパ諸国民と「発展途上」諸国との劇的出会いの先触れとなったのであった。
感想・レビュー・書評
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自分はこれが初めて読むインディアンに関する本だが、三分の一ほど読んだ今「あまり入門には適さない」と言わざるを得ない。
内容それ自体は論理的で順序立てて書かれているが、「植民地時代」「敵と味方」「強制移住」etc…のように章立てが非常に大雑把で、300ページ以上ある分厚い書籍であるにも関わらず7つの章に分けられている他は一切区切られることなく一塊の文章が延々と続く。
そのため自分で整理しながら読まないと、今読んでいるところがなにに関するところなのか迷子になりやすい。
また世界史特にアメリカ史に関するある程度の知識を前提としており、浅学の自分には説明不足に感じられるところも多かった。
ただ構成はともかく情報自体はとても面白かった。入門としてでなく、すでにある程度全体像を掴めている人が補足的に読むのであればストレスなく楽しめると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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