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- Amazon.co.jp ・本 (766ページ)
- / ISBN・EAN: 9784832928619
作品紹介・あらすじ
この第Ⅰ巻には,栽培植物と農耕文化探求の第一歩である「ユウマイ文化圏」,農耕文化を歴史的・空間的に広がる4類型群に分類し,それぞれの農耕文化で栽培化された作物の起源と栽培システムの展開過程を論じた「農業起原論」,そしてこの普及版とでもいえる『栽培植物と農耕の起源』という,中尾佐助の最も重要な業績を収めた。壮大な構想の提唱過程を読み解いていただきたい。
感想・レビュー・書評
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京都大学探検部の勇士が、世界をまたにかけて調査したアレ。
昔ので、先生としては正直で科学的な見地と言ふのはどう言ふものかを辨へてゐるので、最初の本のあとがきで「間違いはこの本のその辺にある」的なものを書いてゐる。
その、初期の農耕文化の分類は、ラビ農耕とかカリフ農耕とか言って、それをやめてラビ農耕を「地中海農耕文化」カリフ農耕が「サバンナ農耕文化」になったわけなのだが、この本所収のアレ当時ではまだ「アブラハムズカルト農耕文化」とでも言ふべきナラ林文化が発見されてない。
フェイ・バナナはニューギニア産だ説がある。ふうん。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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