アイヌからみた北海道一五〇年

  • 北海道大学出版会 (2021年10月13日発売)
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  • 本 ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832934054

作品紹介・あらすじ

「北海道命名150年」をアイヌの人たちはどのように見つめていたのか。開拓を否定するのではなく、この土地が持つ悲しみや努力や希望の物語をアイヌと和人が共に継承するために……。30名を超えるアイヌの人たちが多様に紡ぐ、過去と現在、そして未来への思い。

感想・レビュー・書評

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  • そう言えば「熱源」(川越宗一)にもアイヌの人たちが土地を奪われ強制移住をさせらる場面が書かれていた。この本では、ニューヨークと札幌の町が似ている。それはどちらも先住民族を追い出して作られた町だからだとも書かれている。「北海道は明治政府がアイヌから奪った土地であり、植民地であることを隠すために北海道と命名された」

  • ふむ

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000054215

  • 東2法経図・6F開架:316.8A/I74a//K

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著者プロフィール

1982年サッポロ生まれ。母方の祖母がアイヌ、父方の祖母は琴似屯田兵で会津藩士の出自であるマルチレイシャル。高校時代のアメリカ留学を経て北星学園大学卒業後、高校、専門学校で勤務。北海道大学大学院に進学し博士号取得。
現在、北海道大学アイヌ・先住民研究センター助教
専門は文化人類学。

「2021年 『アイヌからみた北海道150年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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