化学物質管理法の成立と発展 科学的不確実性に挑んだ日米欧の50年

  • 北海道大学出版会 (2016年4月13日発売)
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本 ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784832968226

作品紹介・あらすじ

環境法の中には,科学的不確実性を有する規制対象に対処するため予防原則,順応的管理などの考え方をとり入れているものがあるが,その仕組みは国によって異なる。それらは各国における法制度の制定経緯の違いに根ざしていると考えられる。
本書は,今後,科学的不確実性を有する対象に規制措置を発動するにあたっての予防原則,順応的管理の適用場面やその程度を決定する際の参考になることを意識して,日本,米国,欧州の化学物質管理法をとりあげて検討した。それぞれの制定時や改正時における法規制の考え方などを把握し,制度の発展経緯と特徴を比較検討することにより,科学的不確実性に対処する際の法規制の適用領域とその限界について考察した。

著者プロフィール

福岡女子大学国際文理学部教授

「2024年 『農林水産法研究 第4号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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