法と社会規範: 制度と文化の経済分析 (法と経済学叢書 4)

  • 木鐸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833223317

感想・レビュー・書評

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  • ゲーム理論とシグナリング理論を用いた社会規範形成の仕組みに関する考察が非常に面白く、社会の様々な場面でこの理論を適用して説明している。

    特定の集団、自分がその集団に「良き」パートナーとしてみなされたければ、不合理な行動でも、時には違法な行動でさえ、その集団内で善しとされている限りはする必要がある。

    それでは、なぜそうしなければならないのか。また、そうした方がしない場合に比べて、より利益を得られるのはどんな時かについて考える手掛かりを与えてくれる。

    今NHKでサンデルの講義が放送されているが、サンデルの主張する共同体主義のメリットとコストに関して、この理論を用いた説明はとてもわかりやすい。

  • 3675円購入2010-01-20

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