情熱としての愛: 親密さのコード化

  • 木鐸社
3.10
  • (1)
  • (1)
  • (6)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833223638

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ルーマンの著書ということで読んだ。非常に抽象的であり、議論でどんどん進めていく。本も紹介しているが、具体的な引用はないので、日本で有名でない小説では理解が深まらない。
     これを卒論でつかえるかどうかは不明である。

  • 独自の用語法が多く、ルーマン語に慣れていない私には、やっぱり難解…。でも、これを読むならなら、べつにギデンズの『親密性の変容』でいいのではないだろうか?と思ってしまった。というか、寧ろ、ギデンズのほうが、私にはよほど感動的だった(再読して、そう確認)。

  • 近代社会への移行期において、愛の意味論がどのように変化したかを、近世以降の恋愛小説などを細かく吟味しながら解明する試み。『社会構造とゼマンティク』同様、意味論の変化に定位しながら、「愛」という言葉がいかなる行為を指示し、また行為に構成的に影響したかが示される。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

ニクラス・ルーマン(Niklas Luhmann) 
ビーレフェルト大学名誉教授。1968年から1993年までビーレフェルト大学社会学部教授を務めた。著書は『社会システム』の他、『社会の……』や『社会構造とゼマンティク』のシリーズなど多数。1927年-1998年。


「2020年 『社会システム 下 或る普遍的理論の要綱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ニクラス・ルーマンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×